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  その他の名城・・・・・No.KI001 利神城
 2022年9月25日にガイドツアーに参加して登城しました。
道の駅宿場町ひらふに集合し参加費を支払いお弁当をいただき出発まで待機です。時間に余裕を持って着いたので、平福陣屋門や本陣跡などを見学し時間までに戻ってきました。当日は20名ほど参加されたと思いますが、案webサイトでは2名から20名までの案内だそうです。時間がきたので数名のガイドさんの案内で出発です、登城口まで行くとそこから登り坂になりそれほど急ではありませんが、やはりトレッキングシューズ等山登りの靴が必要です。あとトレッキングポールもあれば直好し。ここで注意です、スズメバチがいるとのことで注意して歩かなければなりません。ガイドさんが注意してくださっているので今回のツアーでは被害にあった人はいなかったですがスズメバチには注意が必要です。登っていう途中に「胸突き八丁男坂」だとか「だんだら坂のやぶ椿」だとか面白い表現の看板がありました。50分ほど登ると山頂が見えてきてそれが天守台でしたが、石垣が崩れるのを保護するのに足場を組んでこれから作業が実施されるとのことでした。ガイドさんの話しによると、作業が始まると今後数年はガイドツアーができないとおっしゃっていました。三の丸、二ノ丸、本丸のあちこちに石垣があり、本丸からの眺めは良好で登ってよかったと思いましたね。天守台から下にある曲輪も見え、確か鴉丸と言うらしいです。遠くに馬場とかありこの南側には巨大な堀切や土塁があるそうですが、こちらの方には残念ながらガイドはありませんでした。山頂でお弁当を食べて記念撮影をして下山です。降りてきてから平福駅で朝に抽選して当たった人が当時の武将の格好になってみんなで再度記念撮影して解散しました。利神城もかなりよい城なので天守あたりの石垣が崩れないように補修して今後も保存していただくよう願いたいです。
ガイドのみなさん案内ありがとうございました。
この利神城で関ヶ原の戦いのあとに播磨には池田輝政が入封し、1601年(慶長6年)輝政は甥の由之に平福領2万2千石を分与した。この地に入封した由之は5年の歳月を要して城を大改修した。三重の天守を構え、曲輪を全て石垣で築き回廊で結んだ。また、山麓に城主屋敷、武家町、街道沿いに町人地を設け城下町を整備した。城を見た輝政はその豪壮さに驚き、江戸幕府の警戒を恐れて天守の破却を命じたとされる。こんなことがあったのですね。いくら家康の親族だといっても輝正はかなり用心していたのでしょうね。


※お城のパンフレットより引用

 
 概要  山城
 別名  雲突城、平福城
 築年/廃年  貞和5年、正平4年(1349年)/寛永8年(1631年)
 築城主  別所敦範
 歴代城主  別所氏、宇喜多氏、池田氏
 所在地  兵庫県佐用郡佐用町平福
 最寄り駅  智頭急行平福駅
 最寄りIC  中国自動車道佐用IC 国道373号線経由
 駐車場  道の駅宿場町ひらふく
 ウェブサイト  佐用町HP


  周辺の地図



  利神城の見どころその他情報
  佐用町平福にある旧城跡。
南北朝期に、赤松一族の別所敦範が利神山に山城を築いたのは貞和5年(1349年)、楠木正行が四条畷に戦死した翌年です。以来、赤松一族の拠点として約二百年を経て、慶長5年(1600年)関が原の戦のあと、播磨52万石の領主池田輝政の甥、池田出羽守由之が平福領2万3千3百石の領主となりました。由之は利神山上に5年の歳月をかけて広壮な城郭を造営し、山麓には城主屋敷、武家屋敷を配し、さらに、街道沿いに町人地を設けるなど、城下町の建設に着手しました。利神山上の三層の楼閣は、あたかも雲を衝くがごとき威容から「雲突城(くもつきじょう)」と呼ばれました。山頂(標高373メートル)に登れば、本丸、二の丸、大坂丸などの石垣群が今も昔の姿をしのばせていますが、登山道が荒廃しているため残念ながら登ることはできません。佐用町では佐用山城ガイド協会主催で「利神城ガイドツアー」を実施しており、申し込みをして人数限定でガイドしていただけます。

 見どころ

 ◆石垣
 ◆空堀
 ◆曲輪
 ◆天守台跡
等が見所となります。

 観光スポット

平福郷土館 江戸時代の町屋の代表的な建築様式を再現した資料館です。大屋根のけむり出し、くぐり戸のついたつりあげ大戸、葬式の際の出棺にだけ使う出口などの特徴があります。館内には、宿場を支えてきた商家の商い道具や民具類、利神城ゆかりの品々を展示しています。
※佐用町HPより引用
宿場町平福 街道沿いに建つ家々の格子やウダツといった意匠、佐用川沿いに連なる川座敷や土蔵群など、因幡街道の宿場町として栄えた名残が多く残る街並が魅力の佐用町を代表する観光スポット。また、江戸時代から続く醤油醸造元"たつ乃屋"や、宮本武蔵初決闘の地など、長い歴史を持つ平福ならではの魅力もたくさんあります。
※佐用町観光協会HPより引用 
しゃくなげの里 色とりどりのしゃくなげが山の斜面に咲く「播州平福しゃくなげの里」が 4月11日(土)に開園します。園内では、約150種・約1万5000本のしゃくなげが、5月中旬まで順次咲きます。
※佐用町観光協会HPより引用 
みうち若杉館惣菜加工処   小学校の跡地を利用して、昔ながらの方法で「手作りこんにゃく」、素朴で田舎を思い出す「佐用ばあちゃんのまぜご飯の具」の製造をする加工処。商品は道の駅や町内各直売所などで購入できる。(若杉館での直売はおこなっておりません)予約をすれば手作りこんにゃく体験も可。
※佐用町観光協会HPより引用

 書籍

 平福郷土館で書籍を販売しています。
 <書籍の内容について>
  中世と近世の利神城について記載されており、航空レーザー計測による赤色立体図など絵図や写真から見た利神城の考察がされています。そして繩張り配置図の記載もあり曲輪等の配置がよくわかります。もちろん種々の写真の記載もありそれぞれの解説もされています。最後は宿場町平福とまちなみについて記載があり町についてよくわかる内容になっています。あと年表も付いていますよ。


     






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