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  続日本100名城・・・・・No.159 芥川山城
 芥川山城跡は,三好山(通称城山)にあり、永正年間(1520頃)に管領細川高国が築城したと伝えられています。芥川を見下ろす天然の要害を利用して主郭と東郭を築いており、多くの堀切りや土塁、郭(くるわ)、大手の石垣などが当時の威容をしのばせています。初代城主は能勢頼則で、天文22年(1553)には三好長慶(みよし-ながよし)が城主となり、永禄3年(1560)までの約7年間在城しています。三好氏ののち、和田惟政や高山右近らが「芥川城」に入城したとの記録があります。最近の発掘調査では、主郭跡などから当時の建物跡や記録と合致する火災の痕跡が発見され、惟政や右近が入城した「芥川城」は、この山城であることが確実になりました。

※高槻市HPより引用

 
 概要  山城
 別名  芥川城、原城、三好山城
 築年/廃年  永正12年(1515)/元亀4年(1573)頃
 築城主  細川高国
 歴代城主  能勢氏~細川晴元→芥川孫十郎→三好長慶~和田惟政~高山友照
 所在地  大阪府高槻市原
 最寄り駅  JR 京都線 高槻駅(北のりば)から、高槻市営バス〈塚脇〉〈下の口〉行きで、「塚脇」下車。 バス停から徒歩約 30 分(坂道、途中から未舗装)
 最寄りIC  名神高速 茨城IC 国道171号線→府道6号線経由
 駐車場  有(有料) 摂津峡公園駐車場(1000円)  ※三好山の麓に駐車場はありません
 休館日  休館日は下記に  お城は随時見学可能
 スタンプ設置場所  ■高槻市立しろあと歴史館 ※芥川山城跡や三好長慶の関連資料の展示もあります。
  休館日   月曜日(祝日の場合は翌平日)、祝日の翌平日、12月28日~1月3日
 ■高槻市観光協会事務所(阪急高槻市駅改札階 ミング阪急高槻2階)   定休日     年末年始
 ■高槻市観光案内所(JR高槻駅中央改札階)
  定休日   月曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始
 ウェブサイト  高槻市インターネット歴史館
 高槻市ホームページへリンクしています


  周辺の地図



  芥川山城の見どころ・その他情報
 塚脇バス停から向かい側の歩道に渡って妙力寺の方へ細い道を入っていきます。(循環バスなので帰りもこのバス停から乗車します)ひたすら山の方へ進むと老人ホームが現れそこを通り過ぎると登城口が見えてきます。またひたすら登りますが、細い道であるものの思ったより急ではなく回りを見る余裕も生まれます。ただ、草や木が生い茂っているのでヤブ蚊が多く暑い時期は虫除けスプレーをされた方がいいかと思います。2,3郭であろう平地を見て進むと土橋が見えてきます。その少し手前に竪土塁発見です。獣よけの柵があるので良い写真を撮るには難しいかもしれません。そして土橋の右手には堀切があり、思わずカメラを向けてしまいます。さらに進むと標識があり下を向いて石垣とありますのですぐに下に向かうと右上方に石垣を見ることができます。その下にはおそらく崩れた石垣のものと思われる石が少し散乱してました。その後、元来た道に戻り進むと視界が開けた所(郭)にでます。ここに木を切った椅子になる木がいくつもあり、ここでランチタイムもいいのではないかなと思いました。また歩を進めると、田ノ丸という標識があり行きかけたのですが、草がボウボウで行くのを断念しました。冬だと草も枯れていて行けるのかもしれません。その標識から上に行くと郭がありさらに進むと虎口から主郭に到着です。左手にいくと視界が広がり下界が一望でき景色を見ながら休憩もし主郭を散策してから帰路につきました。尚、ここにある祠(ほこら)から、北へ30メートル付近にあるクヌギの切り株の根元に、スズメバチの巣があるそうなのでご注意を。あと、三好山は私有地なのでモラルを守って登城しましょう。登城したのがお盆の時期だったので人っ子一人おらず、城跡全体が貸し切り状態でした。

 見どころ

 ◆石垣
 ◆竪土塁
 ◆土橋
 ◆堀切
 ◆郭
等が見どころとなります。

 観光スポット

摂津峡公園 約42haもの面積を誇り、「大阪みどりの百選」のひとつにも選ばれた緑豊かな公園。春は桜、夏は新緑、秋は紅葉と四季折々に姿を変える自然美を堪能できる。また、上の口から下の口まで続く約4kmの道のりは、摂津峡の大自然が愛でられる絶好のハイキングコース。V字谷の深い渓谷と清流が織り成す景観をのんびり楽しんで。
※マイフェバHPより引用
高槻城跡公園 散策・休息などの施設として市民の森、城の石垣や堀を模した活けを中心とするゾーン、野球場などのスポーツゾーンを備える公園。園内には芝生や遊具などを中心とした広場、郷土の暮らしや生業が伺える民具などを展示する「歴史民俗資料館」、キリシタン大名として知られる高槻城主・高山右近の石像や高槻城跡碑、本丸の石垣などもあります。
※高槻○○ナビHPより引用 
高槻市立しろあと歴史館 近世の高槻をテーマにした歴史博物館。江戸時代の高槻を豊富な資料や映像、模型などでわかりやすく紹介するとともに、市内に眠る文化財の収集や保存、調査研究を行っています。1階の常設展示室は「高槻城と人」「城下町のくらし」など5つのコーナーからなり、工夫を凝らした展示で楽しく学べます。
※高槻○○ナビHPより引用 
今城塚古墳 高槻にはいくつもの古墳がありますが、淀川流域最大級の前方後円墳・今城塚古墳はその代表格です。2011年(平成23年)にオープンした今城塚古代歴史館をはじめ、古墳の謎に迫る施設も充実していますので、ぜひ古代へショートトリップ、謎解きの旅に出かけましょう!
※高槻○○ナビHPより引用
野見神社 9世紀に創建され、もとは高槻城内にありました。古くは「牛頭天王(ごずてんのう)の社」とも呼ばれ、歴代城主の信仰も厚かった神社です。野見宿弥(ノミノスクネ)と素戔鳴尊(スサノオノミコト)を祭神とし、もとは上宮天満宮付近にあった式内社(しきないしゃ)・濃身(のみ)神社が移ってきたものと見られている。緑濃い境内に建つ、高槻藩主、永井家初代の直清(なおきよ)を祀る永井神社は、社殿や唐門などが市の指定文化財に指定されており、かつての高槻城の姿を偲ばせる絵馬が奉納されています。
※高槻○○ナビHPより引用

 書籍

 高槻市立しろあと歴史館で書籍を販売しています

 <書籍の内容について>
  戦国の動乱
  1細川京兆家と芥川宿
  2芥川氏から能勢氏へ 芥川城の整備
  3芥川氏の復活と三好氏
  4富田 普門寺と蓮如の布教
  5富田寺内町と細川晴元
  6村々の戦国時代
  7戦国大名 三好長慶
  8三好長慶をとりまく人々
  9戦国の村々と三好長慶
  10芥川山城
  信長と秀吉の天下統一
  11織田信長の芥川入城と上洛
  12都の副王・和田惟政
  13戦国時代の高槻と入江氏
   

14高山氏の歩み
15高山右近
16高山右近と高槻城下町
17戦国武将と寺社
18高槻城キリシタン墓地の発掘調査
19豊臣秀吉と高槻
20戦国武将と富田の発展
徳川の泰平へ
21徳川家康と富田
22徳川譜代の城主
23高槻城の発掘調査
24長井直清の入城と高槻藩
25長井直清と江戸幕府
26長井直清と高槻

     







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