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  続日本100名城・・・・・No.135 増山城
 創築は南北朝期で、初め桃井直常の拠点であったが、戦国期になると射水・婦負郡の守護代となった神保氏が強大化し、増山城はその神保氏の砺波方面に対する重要な支城となる。永正3年(1506)には越後の長尾能景が越中の守護畠山氏の要請により一向一揆を攻撃するため栴檀野まで進攻したが、増山城外で討死をとげている。(その能景を葬った塚と伝えられるものが、現在も城跡近くの頼成新に残っている)続いて、永禄3年(1560)能景の孫景虎(のちの上杉謙信)が越中へ進攻し、神保長職を攻めてこの城を一時奪っている。増山城はその後上杉氏(謙信・景勝)や佐々成政などの支城となるが、天正13年(1585)成政が秀吉に降伏すると、城は前田氏の持城となり、利家の家臣中川光重(宗半)が入城する。光重は慶長19年(1614)に没するが、この頃増山城も一国一城令などにより廃城になったとみられる。約250年にわたる長い歴史の中で、中川氏時代こそは戦火の及ぶこともない、最も平和な時期であったとみられる。麓の城下町もこの時期に繁栄を極めたことであろう。しかし廃城とともに城下町も衰退し、その跡は水田となり、一部は和田川ダム湖の下に没するに至った。

※「となみ中世の森」構想より引用

 
 概要  山城
 別名  和田城
 築年/廃年  不明/元和元年(1615)以降
 築城主  不明
 歴代城主  神保氏→上杉氏→佐々氏~前田氏
 所在地  富山県砺波市増山
 最寄り駅  JR砺波駅 加越能バス・栴檀野線「増山」下車、徒歩30分
 最寄りIC  北陸自動車道 高岡砺波スマートIC 県道72号線→県道239号線経由
 駐車場  有(無料) 増山陣屋駐車場
 休館日  月曜、第3日曜、国民の祝日(砺波市埋蔵文化財センターの休館日 お城は随時見学可能)
 スタンプ設置場所  砺波市埋蔵文化財センター
 ウェブサイト  とやま観光ナビ


  周辺の地図



  増山城の見どころ・その他情報
  富山城から増山城へ移動の際、近くにきてから通行止めがあり遠回りで最初の目的地砺波市埋蔵文化財センターへ。砺波市埋蔵文化財センターでは増山城への行き方等親切に説明いただきました。スタンプを押印し登城認定証をいただきさらに説明があり、2018年10月30日現在で一番多く訪問した都道府県は愛知県だと。東京が多いかと思いましたが、近いせいもあり納得です。
砺波市埋蔵文化財センターをあとにして、楽しみにしていた「増山城 蔵番そば」さんへ。下のグルメに少し記載しています。
お城自体は地図を片手に歩きましたが、草が生い茂っており竪堀、横堀や石垣等見つけにくかったです。雪国の山城攻めは春先がいいのでしょうか。

 見どころ

 ◆大手口
 ◆二の丸(主郭)
 ◆堀切
 ◆安室屋敷(あぢちやしき)
 ◆又兵衛清水
等が見どころとなります。

 観光スポット

砺波チューリップ公園 砺波市特産で市の花でもあるチューリップをテーマとした四季折々の花を楽しむことのできる都市公園。
※砺波市HPより引用
砺波市埋蔵文化財センター 砺波の先人がのこした「モノ」と「メッセージ」に出会えるミュージアムです。
※砺波市HPより引用 
砺波郷土資料館 郷土資料館は明治42年に中越銀行として建てられた建物を昭和57年にチューリップ公園内に移築したもので、明治洋風建築の代表的な建物として砺波市の文化財に指定されています。昭和58年から砺波市立砺波郷土資料館として郷土の地理・歴史・民俗等について展示や調査、資料収集を行っています。 
※砺波市HPより引用 

 イベント

毎年9月に増山城戦国祭りが催されます。
武者行列、各種体験コーナーや飲食コーナーもあり秋の味覚も楽しめます。

 グルメ

 「増山城 蔵番そば」さんは
古民家を改装したお店で、居心地はいいし、お店の人たちも皆さんいい方で、おそばも地元産100パーセントの十割そばで美味しかったです。
おそばに揚げたての天ぷらにと量も定食だとお腹一杯になり、増山城への道のりも軽やかに。二の丸(本丸)目指していざ出陣。

 

 書籍

書籍案内

     







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