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  続日本100名城・・・・・No.131 村上城
 村上城は、標高135mの臥牛山(がぎゅうさん)に築かれた城で、築城年代は不明ですが、16世紀前期には城が存在していたものと考えられます。戦国時代には本庄氏の本拠地として、永禄11年(1568年)の上杉謙信との篭城戦(ろうじょうせん)など、幾たびも戦いが繰り広げられました。江戸時代に入ると、村上氏・堀氏・松平氏らの城主によって城の改造と城下町の建設が行われ、村上城は北越後(きたえちご)の中心拠点として整備されました。その後も、たびたび城主が交代しますが、享保5年(1720年)以後は内藤氏が代々城主を務め、明治維新を迎えます。現在、天守櫓(てんしゅやぐら)・門などの城郭建造物は存在しませんが、城跡一帯には戦国時代に築かれた竪堀(たてぼり)・虎口(こぐち)などの遺構と、江戸時代に築かれた石垣の遺構が混在して残り、その姿が貴重であるとして、平成5年に村上城跡は国史跡に指定されました。また、平成12年からは、破損がみられる臥牛山上の石垣を積み直す修理工事が開始され、現在も継続して工事が行なわれています。

※にいがた観光ナビHPより引用

 
 概要  平山城
 別名  本庄城、舞鶴城、臥牛山城
 築年/廃年  戦国時代/明治以降
 築城主  本庄氏
 歴代城主  本庄氏~村上頼勝→堀直寄~内藤氏
 所在地  新潟県村上市本町
 最寄り駅  R羽越本線村上駅 徒歩約25分
 最寄りIC  日本海東北自動車道 村上瀬波温泉IC
 駐車場  有(無料)
 休館日  村上城跡保存育英会:土・日曜日、祝日、お盆、年末年始
 おしゃぎり会館(村上市郷土資料館):年末年始
 東北電力ネットワーク村上電力センター:スタンプは風除室に設置・24時 間押印可能
 スタンプ設置場所  村上城跡保存育英会
 おしゃぎり会館(村上市郷土資料館)
 東北電力ネットワーク村上電力センター
 黒井城のHP  村上市観光課HP


  周辺の地図



  村上城の見どころその他情報
  まずはおしゃぎり会館でスタンプと書籍をゲットです。しかし村上城のパンフレットが見当たらなかったので係の人に尋ねると特に置いていなくてコピー用紙に印刷されたものをいただきました。後で調べたところ「市教育情報センターに配置してあります」とのこと。ただ、村上市のHPからPDFファイルでダウンロードできます。次に藤基神社に向かい御城印をいただきました。そしていよいよ村上城に向いますが、道路の狭いところがあり駐車場までの道順限定されていますので注意が必要です。これも村上市のHPに掲載されていますので参考にしてください。その道順を参考に駐車場に到着しトレッキングシューズに履き替え攻城です。一番先に城の石碑が現れ次に一文字門跡が見えます。ここから大手道(七曲道)を登っていきます。最初に目に入るのが四つ門跡でこの門は、山頂部が最もくびれた部分に位置しており、一つの門で4方向の通路を扼す特殊な構造となっています。門本体からは西側塁線沿いに南北2つの多聞櫓台が接続し、斜面を登ってくる敵に睨みを利かせている構造になっています。門を入って左手に進むと調練場跡があり、隅に玉櫓跡と靭櫓跡があります。この靱櫓跡から竪堀が見えるはずなのですが、草木で見えなかったです。攻城したのが7月なのでこれが草も枯れた時期なら見えるかもしれません。四つ門跡の方に戻りますが、中世散策コースについての表示があり、倒木等の危険があるため当面立入禁止とのことです。残念ですが身に危険が生じてもいけませんので行かないことにします。そして本丸の方に向うと、御鐘門跡が見え、二ノ丸と三ノ丸を隔てていたのが御鐘門です。遺構の保存状況は良好で、南北2つあった多聞櫓の石垣が旧状をとどめるほか、門柱を立てた礎石まで旧位置を確認できます。されに進みますと、出櫓台、黒門跡と続きますがここの石垣は見事です。先に書いておきますが、この出櫓台の右手に細い道がるので後で天守台の裏からこちらに出てこれるはずなので行ってみましたが、途中で雑草に阻まれ断念です。石垣を右手に見ながら進むといよいよ本丸です。入口に冠木門跡がありそこを通って本丸に。天守跡、乾櫓跡、巽櫓跡を見学していると、若い兄さんが登ってきて何やら奇声を発しています。私がいることに気付かなかったようですが、何を言ってたのか不明でした。それから本丸を出ると中世散策コースがありそこに埋門跡があったでの写真だけ撮って下山することにしました。中世散策コースには腰曲輪群や井戸、搦手道、坂中門跡、鉄砲倉跡などがあり見たかったので立入禁止で残念だったのでいつか通れるようになったらまた訪問してみたいです。最後に、下の藩主居館跡を見学しましたが、奥の方に榧門跡があるのを発見しました。


 見どころ

 ◆石垣
 ◆門跡
 ◆櫓跡
 ◆竪堀
等が見所となります。

 観光スポット

藤基神社 藤基神社社殿は、総欅造りで、日光東照宮と同じ権現造りです。嘉永二年(一八四九年)に当時の工匠がその技を結集し八年の歳月を費やして造りあげたものです。村上の生んだ工匠有磯周斎(ありいそしゅうさい)によるかご彫りとよばれる彫刻の傑作を各所に残しております。ご祭神は、徳川家康侯の異母弟にあたり、徳川家十七士の一人でもある村上藩の藩祖内藤信成(のぶなり)侯十代内藤信敦(のぶあつ)侯、十一代内藤信思(のぶもと)侯を祀ってあります。
※にいがた観光ナビHPより引用
イヨボヤ会館 イヨボヤ会館では、その昔の漁法をはじめ、村上の鮭のすべてがわかりやすく展示され、鮭文化の奥深さを知ることができます。地下の観察窓からは、三面川の分流「種川(たねかわ)」の水中の様子を自然のままに「観る」ことができます!
※にいがた観光ナビHPより引用 
おしゃぎり会館(村上市郷土資料館) 村上大祭で引き回される「おしゃぎり」と呼ばれる山車を常時4台(うち1台は展示用)展示していることから「おしゃぎり会館」と呼ばれています。2階展示場には、村上藩歴代城主の資料や刀剣・甲冑などの歴史資料の展示を行っています。毎年3月には「城下町村上に伝わるひな人形展」を開催しています。
※村上市観光協会HPより引用
旧岩間家住宅  東西方向に棟を持つ直屋・寄棟造りの茅葺き住宅で、平成7(1995)年に現在地に移築復原されました。建設当初は連棟式の長屋形式の住宅であったものを、安政5(1858)年に一戸建の武家住宅に大改造しました。茅葺き屋根の梁間が二間と小さく、背面の増築した下屋根が大きいことでも伺い知ることができます。
※村上市観光協会HPより引用
まいづる公園と武家屋敷  まいづる公園は、皇太子殿下・雅子妃殿下の御成婚を記念した公園であり、南東方向に舞鶴城跡をのぞみ、公園内には雅子妃殿下ゆかりの旧嵩岡家住宅のほか、旧岩間家を移築復原することにより市民の祝意を永く顕すとともに村上藩士の生活文化を展する重要な歴史文化施設としても意義深い公園です。
※村上市観光協会HPより引用 
 笹川流れ 澄み切った碧い海が美しく、日本屈指の透明度を誇る笹川流れ。11km続く海岸では、日本海の荒波の浸食によりできた奇岩、岩礁や洞窟など、変化に富んだ風景が広がり、豪壮な景観は国指定の名勝及び天然記念物となっています。笹川流れの美しい景色を堪能するなら、遊覧船は外せません。眼鏡岩、恐竜岩といった数々の奇岩が出迎える雄大な造形は圧巻です。約40分間の船旅では、途中カモメに餌付けをすることもでき、お子様も楽しめます。間近に迫るカモメはかなりの迫力。
※にいがた観光ナビHPより引用 

 書籍

 おしゃぎり会館で書籍を販売しています。

<書籍の内容について>
 本庄氏、村上氏、堀氏、本多氏など歴代の城主について解説があります。
 <書籍の内容について>
  村上城と城下の絵図が書かれています。

     






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