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高島城
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  続日本100名城・・・・・No.130 高島城
 天正18年(1590)当時の諏訪領主諏訪頼忠が徳川家康の関東転封に従って武蔵国へ移った後、豊臣秀吉の家臣日根野織部正高吉が諏訪に転封、2万7千石を与えられ諏訪の領主となりました。高吉は安土城や大坂城の築城にも携わった築城の名手。転封の翌年、天正19年(1591)にはすでに城地の見立てと設計を終え翌文禄元年(1592)に着工、慶長3年(1598)まで7年ほどかかって高島城を築城。城の際まで諏訪湖の水が迫り、湖上に浮いて見えたことから別名「諏訪の浮城」と呼ばれまた「諏訪の殿様よい城持ちゃるうしろ松山前は海」と歌われた名城です。その後、関ヶ原の戦いで徳川軍に属した諏訪頼永(頼忠の子)は、慶長6年(1601)家康の恩恵によって旧領諏訪に帰り藩主となり、以後10台藩主忠礼に至る270年の間諏訪氏の居城としてその威容を誇りました。しかし、明治4年(1871)廃藩置県により封建制のシンボルである城郭の撤去が決定。明治8年(1875)には天守閣の撤去が終了。翌明治9年(1876)本丸跡が高島公園として一般に開放されました。諏訪住民の高島城に寄せる愛着は強く、昭和45年(1970)天守閣が復興されました。同時に、冠木門・角櫓なども復興されたほか、当時の石垣の一部も残るなど、今も往時を偲ぶことができます。

※お城のパンフレットより引用

 
 概要  平城
 別名  浮城、島崎城
 築年/廃年  文禄元年(1592)/明治以降
 築城主  日根野高吉
 歴代城主  日根野高吉→諏訪頼水→諏訪氏
 所在地  長野県諏訪市高島
 最寄り駅  JR中央線上諏訪駅 徒歩約10分
 最寄りIC  中央自動車道諏訪IC 県道487号線→県道50号線経由
 駐車場  有(無料) 隣接駐車場は台数が少ないので高島城東側の市役所駐車場を利用
 詳細はこちらをご覧ください(諏訪市HPより)
 休館日  12/26〜12/31及び11月第2木曜日
 3・5・8月は清掃のため半日休館日あり
 スタンプ設置場所  天守閣受付
 ウェブサイト  諏訪 高島城


  周辺の地図



  高島城の見どころその他情報
 城内もさることながらパンフレットに記載されている城外の遺構も見学しようと思いぶらりと歩いてみました。冠木橋から諏訪湖の方へ、かつてあったであろう二ノ丸、三の丸、二重櫓、大手門等を想像しながら歩いていますと三の丸跡に味噌屋さんがあったのでおじゃましました。やはり信州なので味噌が有名です。せっかくなのでお土産に無添加の「十四割」という味噌を買って帰りました。糀の自然な甘みと、大豆のやさしい旨みが味わえました。このお店には「自分で作る味噌仕込みキット」という味噌を自分で作るキットという珍しいものが販売されていました。

 見どころ

 ◆天守
 ◆冠木橋
 ◆冠木門
 ◆角櫓
 ◆川渡門
 ◆堀
 ◆石垣
等が見所となります。

 観光スポット

諏訪湖 信州一大きな湖、諏訪湖。豊かな水をたたえ、諏訪人の営みに溶け込む風景として愛され、季節、時間によって様々な情景を見せてくれるその姿は諏訪の象徴とも言える。アクティブに体を動かすも良し、センチメンタルに時の移ろいを眺めるもよし。お気に入りのスワコタイムを楽しんで。
※信州諏訪観光ナビHPより引用
諏訪大社 上社本宮は片拝殿が弊拝殿の左右に並ぶ独特の「諏訪造り」。建造物も四社中で最も多くを残している。現在の建物は江戸時代に再建されたもので徳川家康の寄進による四脚門など、国の重要文化財に指定されている貴重な建造物も多い。
※諏訪市観光ガイドHPより引用 
諏訪市博物館 諏訪の歴史と風土を展示。脈々と営まれてきた諏訪の人々の暮らし。常設展示室では、御柱祭に代表される諏訪信仰の発生と変化や諏訪の人々の暮らしぶりなどを象徴的に展示。特別展示室には世界のチョウ約2,000頭が展示されている。
※諏訪市観光ガイドHPより引用 
すわのね オルゴールのパイオニア「Sankyo(サンキョー)」が諏訪の精緻なものづくりの伝統を世界に発信する、学べて、聴けて、創れて、手に入れることのできるオルゴールミュージアムです。ものづくりの楽しさ、諏訪の魅力、上質で魅力溢れる美しい響きを存分にお楽しみいただけます。
※信州諏訪観光ナビHPより引用
世界の影絵・きり絵・ガラス・オルゴール美術館 日本を代表する世界的影絵作家・藤城清治の光と影で表現する影絵をはじめ、きり絵、アンティークオルゴール、現代ガラスのランプなどを展示。ファンタジックで美しい世界を楽しむことができます。
※茅野観光ナビHPより引用

 書籍

 天守閣受付で書籍を販売しています
  高島城という書籍を購入しましたが、立派な書籍で読むのがもったいないような感じです
<書籍の内容について>
まえがき
第一章 諏訪の開拓
第二章 山城
第三章 金子城
第四章 高島築城
第五章 諏訪氏の入城

第六章 代々の高島城主
第七章 家臣団
第八章 氏神と氏寺・祈願時
第九章 明治変革
第十章 高島城復興
あとがき

     






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