お城ファンクラブ
home>日本100名城>白河小峰城
  日本100名城・・・・・No.13 白河小峰城
 江戸時代の寛永9年(1632)に丹羽長重が大改修した奥州関門の名城です。復元された三重櫓や東日本大震災による崩落から復旧した端正な石垣と、桜のコントラストが見事です。 奥州関門の名城と謳われた小峰城は、結城親朝が興国・正平年間(1340~1369)に小峰ヶ岡に城を構えたのがはじまりで、寛永9年(1632)に江戸時代の初代藩主丹羽長重が4年の歳月を費やして完成させた梯郭式の平山城です。 寛政の改革で知られる松平定信をはじめ、7家21代の大名が居城しましたが、慶応4年(1868)戊辰戦争白河口の戦いで落城。約120年の時を経て、平成3年(1991)に三重櫓、平成6年(1994)に前御門が江戸時代の絵図に基づき忠実に木造で復元され、市のシンボルとして親しまれています。 城内にある「おとめ桜」は、小峰城の石垣が何回となくくずれ、人柱を立てることとなり、偶然にも藩士の娘がその犠牲となったという伝説があります。この娘を悼んで「おとめ桜」の名で桜が植えられたそうです。この桜は戊辰の戦火で焼失、現在は二代目「おとめ桜」が三重櫓の横で毎年見事な花を咲かせ、城を艶やかに彩ります。

※福島観光情報サイトふくしまの旅HPより引用

 
 概要  平山城
 別名  白河城、小峰城
 築年/廃年  興国元年(1340)/明治以降
 築城主  結城親朝
 歴代城主  結城氏~蒲生氏~上杉氏~丹羽長重~榊原氏~阿部氏~丹羽氏
 所在地  福島県白河市郭内
 最寄り駅  JR東北本線 白河駅下車すぐ
 最寄りIC  東北自動車道 白河中央スマートIC 国道294号線経由
 駐車場  有(無料) 公園駐車場
 休館日  三重櫓内:12/29~1/3
 二ノ丸茶屋(小峰城内):年末年始、毎週水曜日(11月~3月)、臨時休業の場合有
 小峰城歴史館:毎週月曜日(祝日の場合は開館)、祝日の翌日、2/28~1/4
JR白河駅内観光案内所:年末年始
 スタンプ設置場所  三重櫓内、二ノ丸茶屋(小峰城内)、小峰城歴史館、JR白河駅内観光案内所
 ウェブサイト  白河市HP


  周辺の地図



  白河小峰城の見どころその他情報
 小峰城歴史館の開館前に着いたので先に城内を散策しました。まず内堀跡が見え、その側に二ノ丸茶屋があります。左の方にある会津門跡に向かう途中右手に水堀があります。現在は途切れていますが当時は全体を囲っていたのでしょう。二ノ丸の方に向い三重櫓をバックにして石碑を撮影。そして藤門跡を見学してから清水門跡前に。この清水門は本丸と二ノ丸をつなぐ重要な門で石垣の上に櫓を渡す櫓門だったそうです。本丸に入る前に外側にある月見櫓跡、帯曲輪門跡、文庫門跡を見学し、本丸西面にくると西面の石垣が東日本大震災で崩れた後に復旧したということを紹介するパネルが設置してありました。同様に北面にも石垣の復旧についてのパネルが設置してありました。そして水懸口(排水やゴミ処理などの施設管理のための出入り口と想像されています)を見学してから北面の三重櫓の下に来ると小峰城で最古と考えられる石垣が見えます。この説明にもパネルがあり確かに他の石と異なっていて大きいです。パネルには慶長年間(1596~1627)頃に築かれたと書かれていました。矢之門二重櫓跡にやってくると石垣に「CM gauge」という物差しのようなものがついています。帰ってきてから調べたところ、建造物に生じたひび割れの幅、挙動変化を計測する簡易ひび割れ測定ゲージで、対象となるひび割れ上に貼り付け、定期的に計測することで、0.05mm単位の微少な挙動が確認できるとのことです。初めてこのようなゲージを見ましたが、白河市では石垣の挙動をしっかり観察して管理されているのでしょう。矢之門跡を出て搦手門跡も確認して本丸に向かいます。前御門の前に竹之丸跡がありここには平櫓と二重櫓があったそうです。振り向くと前御門と三重櫓が見て取れます。この配置がいいです。そして門をくぐって本丸に。真正面に本丸御殿跡の説明パネルがあり広さはかなりのものだったとか。左の方から順に見学しますが、桜之門跡の石垣の上部には裏込め石を見ることができます。こういう状態で見られるのもなかなかないですね。そして富士見櫓跡、雪見櫓跡を見学してから三重櫓の中を見学します。三重櫓は木造復元された城郭建築のうち、天守に相当する建物の復元では最初のもので、現在でも数少ない木造復元天守の1つで内部は木で造られたことがしっかり確認できます。用いられた木は戊辰戦争の激戦地となった松並稲荷山の杉を使って復元をしており、中に入り柱をみると弾傷が確認できます。三重櫓内でスタンプをゲットしました。三重櫓を出てから三の丸の内堀跡と太鼓門跡を見学してから小峰城歴史館に向かい、ここで書籍を購入しました。小峰城の正面の同心円状に積まれた石垣がみごとでした。何枚写真を撮ったことか。余談ですが、ちょうど訪問した時に清水門跡の左手の石垣に生い茂っている雑草の除去作業をされている方々がいらっしゃってこういう方々がいらっしゃるので綺麗な石垣を見学させていただいてるといつも思います。感謝です。また、若い女性2名が二ノ丸茶屋で御城印を購入されていたり、若い男性がウェアラブルカメラを持ってぶつぶつ言いながら歩いてました。多分城を紹介する映像を作成しyoutubeにでもアップするのでしょうか。最後に歴史館で書籍を購入している時に、若い男性が1名づつ入館されてました。若い人が歴史に興味を持ってくれるの大歓迎です。私は二ノ丸茶屋でお土産のクッキーと焼酎を買って桃のソフトクリームをいただきました。小峰城を後にして次は三春城に向います。

 見どころ

 ◆石垣
 ◆三重櫓
 ◆前御門
 ◆内堀跡
 ◆水堀
等が見所となります。

 観光スポット

 白河関跡 奥州三古関のひとつに数えられる白河関は、奈良時代から平安時代頃に機能していた国境の関で、蝦夷(えみし)の南下や人、物資の往来を取り締まる機能を果たしていたと考えられています。その後、律令制の衰退とともにその機能を失いましたが、『歌枕』(和歌の名所)として文学の世界で都人の憧れの地となり、能因や西行、松尾芭蕉など時代を代表する歌人・俳人たちが多くの歌を残しており、現在も風流人の想いを描く地として愛されています。
※白河観光ガイドHPより引用
エンゼルフォレスト那須白河 エンゼルフォレスト那須白河では、ドームコテージやレイクサイドコテージ、コールマンキャンプグラウンドのほか、雑誌「いぬのきもち」がプロデュースしたコテージなど、旅行のテーマやお好みに合わせた宿泊が可能。また、ジェルキャンドルづくりや、民芸品の絵付け体験ができます。その他、フィッシングやカナディアンカヌー、マウンテンバイク、テニスなど1日では遊びきれないほどアクティビティが豊富です。
※福島県観光情報サイトふくしまの旅HPより引用
南湖公園 享和元年(1801年)に12代白河藩主松平定信(楽翁公)が身分の差を超えて誰もが憩える「士民共楽」の理念のもと築造した、日本最古といわれる公園です。 公園内には、定信を祭神としている南湖神社、本格的な日本庭園「翠楽苑」、定信の理念の反映された茶室「共楽亭」があります。 湖畔のお店で販売されている「南湖だんご」は各店で味を競い合っていて美味しいと評判です。
※福島県観光情報サイトふくしまの旅HPより引用 
ブリティッシュヒルズ 12世紀~18世紀の英国文化をモチーフにした宿泊施設で、敷地内にあるアスコットティールームでは、本格スタイルのアフタヌーンティーを楽しむことができます。また、メインダイニングのリフェクトリーでは、ハリー・ポッターの世界に入り込んだかのような気分で食事、ワインを楽しむことができます。 英国の伝統文化を体験できる、英語カルチャーレッスンがあり、本場の英語を聞きながら、貴重な体験ができます。
※福島県観光情報サイトふくしまの旅HPより引用 
 ランプ工房 sifa 東北唯一のトルコモザイクランプが手作りできる体験工房です。初めての方も不器用な方も、2時間〜3時間 1回完結型でオリジナルモザイクランプが作れます。※作品のお渡しは後日になります。sifaオリジナルのモザイクランプの販売、オーダーも承っております。
※健康ふくしまポータルサイトより引用 

 書籍

 最上義光歴史館で書籍を販売しています
 <書籍の内容について>
  国指定史跡 小峰城跡
   遺跡の立地や城郭の変遷などの解説があり、正保城絵図まで記載されています。ま   た、発掘調査の結果や三階櫓や前御門の復元に関することも解説されています。

 お知らせ

無料ボランティアガイドあり。4~6月、9~11月上旬の土日祝日10:00~15:00(雨天時中止)
申込方法など:白河観光ガイドウェブサイトを参照ください。
     






Copyright © oshirofan.club All Rights Reserved.