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  続日本100名城・・・・・No.110 三春城
 永正元(1504)年田村義顕が築城したと伝えられ、以後田村氏、松下氏等の居城となる。正保二(1645)年、秋田俊季が五万五千石で入城し、明治維新を迎えた。近世の城は、本丸、二の丸、三の丸を中心に形成され、本丸には表門、裏門、三階櫓などの建造物が置かれていた。藩主は現三春小学校に場所に屋敷を構え、そこで政治を行った。明治初年廃城となり、建造物、石垣のほとんどを失ったが遺構の保存状態は良く、また県内で中世から近世にかけて同じ場所に城が築かれた例も少ないため、貴重な史跡と言える。

※城に設置してある三春町教育委員会の標識より引用

 
 概要  平山城
 別名  ―
 築年/廃年  永正年間(1504~1521)/明治以降
 築城主  田村義顕
 歴代城主  田村義顕→隆顕→清顕→清顕夫人→宗顕~蒲生氏→松下長綱→秋田俊季→秋田氏
 所在地  福島県田村郡三春町
 最寄り駅  JR磐越東線三春駅 バス(約3分)三春町役場下車
 JR東北本線郡山駅 バス(約30分)三春大町下車
 最寄りIC  磐越自動車道 郡山東IC 国道288号線経由
 駐車場  有(無料) 三春城本丸下駐車場、二の門跡駐車場等
 休館日  三春町歴史民俗資料館の休館日は下記でお城は随時見学可能
月曜日(ただし、その日が国民の祝日にあたる場合は開館します)
国民の祝日の翌日(ただし、その日が土・日曜日にあたる場合は開館します) 年末年始
 スタンプ設置場所  1.本丸(ボックス)
 2.三春町歴史民俗資料館
 ウェブサイト  三春城webサイト


  周辺の地図



  三春城の見どころその他情報
 まず三春町歴史民俗資料館に向かうのですが、県道から入る道がわかりにくくて1回通りすぎてしまいUターンして戻ってきました。坂道を少し登ると資料館に到着です。ここでスタンプと書籍をゲットです。なんと4冊も買ってしまいました。それと三春城のパンフレットをいただきましたが縄張り図や三春城の絵図なども記載してありりっぱなものです。先ほど県道から入ってきた道路の横が役場の駐車場なのでそこに車を停めてもよし城域にある駐車場に停めてもよしです。先に役場の駐車場に一旦停めて三春小学校にある明徳門の見学と写真撮影をしてから城域内にある二の門跡の駐車場に停めました。そこには伊達政宗の正妻である愛姫(めごひめ)生誕の地ということで石碑が設置してありました。駐車場のすぐ先に二ノ丸散策路があるのでそちらを先に見学しますが横堀と思われるものを見ながら進むと二ノ丸に到着です。ここは段になっていて上の方にも曲輪があります。遊具などがあるので公園になっているのでしょう。本丸に行く前に城坂の左へ曲がるとろこにある竪堀を上から眺めるため移動しましたが木の枝や草で写真ではわかりにくかったです。かろうじて目視では判明できました。それから揚土門跡や三の門跡を通って三段目の二ノ丸に到着です。ここにはスタンプやパンフレットがおかれていました。ここではおそらくいつでもスタンプは押せるのでしょう。三階櫓跡には何やら工事現場で見るパイプで組んだ足場のようなものが設置してありここに何かを建てるのでしょうか。ここには城の三春城の石碑(舞鶴城址)と説明板があり、先に進むとやっと本丸です。本丸には大広間跡や台所跡、風呂屋跡などがあったそうです。本丸跡から搦手門跡に向かう途中に石垣がありました。この石垣は蒲生領時代の石垣だそうです。そして搦手門についてから本丸の裏手にこれも蒲生時代の石垣があるとのことなので草が生い茂るところを進みましたがよくわからなかったです。結局町民の森のあたりまで行ったのですが先に進めず戻ってきました。それから三の丸(東館)を見るためにそちらに移動しましたが、曲輪は確認できたものの草のせいで先に進めず車を停めてある駐車場まで戻ることにしました。草の茂ってる時は思うように見学できないですね。次は二本松城に向います。

 見どころ

 ◆竪堀
 ◆石垣
 ◆明徳門
 ◆土塁
等が見所となります。

 観光スポット

 三春滝桜 日本三大桜に数えられる滝桜は、大正11年10月12日に、桜の木としては初めて国の天然記念物に指定された名木です。皇居宮殿の正殿松の間を杉戸絵「櫻」(橋本明治画伯)や、赤坂サカス赤坂Bizタワー壁画「四季樹木図」(千住博画伯)が、滝桜をモデルに描かれたことでも知られています。
※三春町観光協会HPより引用
三春町歴史民俗資料館・自由民権記念館 三春町は、自由民権運動発祥の地として、県内はもとより東北の民権運動をリードした多くの民権家を輩出しました。そうした先人たちの業績を顕彰し、その精神を継承するため、町民をはじめ多くの協賛者の方々の浄財によって建設されたのが自由民権記念館です。三春町歴史民俗資料館に併設となっております。
※三春町観光協会HPより引用 
三春インターブルーベリー園 磐越自動車道・船引三春インターのそばに開園しました。交通のアクセスもよく、ブルーベリーでは県内で初の農産物安全認証F-GAPを取得し、管理された農業を実施しています。
※三春町観光協会HPより引用 
田村大元神社 戦国時代の永正元年(1504)に田村義顕が居城を三春に移した際に、守山(現在の郡山市田村町)から移された伝えられる田村地方の惣鎮守です。表門の金剛力士像や本殿等に施された彫刻は見事です。7月の第3土日(海の日の前)に行われる夏祭りでは、神輿渡御に伴い長獅子舞や三匹獅子舞が行われます。
※福島県観光情報サイト ふくしまの旅HPより引用

 書籍

三春町歴史民俗資料館で書籍を販売しています。
 <書籍の内容について>
  松下氏 三春への道
松下氏を中心に解説されていますが、三春田村氏から始まり会津領時代の三春、加藤嘉明時代、など各時代の三春について解説されています。もちろんこの書籍も絵図、書状や写真を用いています。
 <書籍の内容について>
  蒲生氏の時代
豊臣秀吉の奥羽仕置によって蒲生氏郷が会津に入部し3代にわたって会津を治めた時の解説や天下統一事業に関わること特に剣地については検地帳が種々記載されています。そして三春藩が成立するまで解説されています。
 <書籍の内容について>
  発掘調査報告書 三春城跡Ⅴ
三春城の解説と本丸上の段の発掘調査成果について解説されています。
 <書籍の内容について>
  発掘調査報告書 三春城跡Ⅶ
三春城の解説と本丸下の段西部南側の発掘調査成果について解説されています。

     






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