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  日本100名城・・・・・No.11 二本松城
 二本松城は、室町時代中期に奥州管領を命じられた畠山満泰が築造し、以後畠山氏歴史の居城として140年余り続きました。その後、天正14年(1586)伊達政宗の執拗な攻撃に遇い、落城しました。豊臣時代になると、二本松城は会津藩主となった蒲生氏郷の重要な支城として、中通り(仙道)警備の任を与えられました。二本松城に石垣が積まれ、近世城郭として機能し始めたのはこのころだと推定されます。その後、徳川時代初も会津領として、蒲生氏・加藤氏らの支配下にありました。とくに、加藤氏支持時代には本丸を拡張したことが平成6年の石垣解体調査で確認されました。二本松藩が誕生した寛永20年(1643)、初代藩主丹波光重が10万700石で入城し、幕末まで丹波氏10代の居城として220有余年続きました。戊辰戦争の際し、西軍との徹底抗戦で城内・家中屋敷のすべてを焼失し、慶応4年(1868)7月29日に落城しました。

※ぐるっと福島HPより引用

 
 概要  平山城
 別名  霞ヶ城、白旗城
 築年/廃年  応永21年(1414)/明治以降
 築城主  畠山満泰
 歴代城主  畠山満泰~義継→義綱→片倉景綱→伊達成実→蒲生郷成→町野重仍→下条忠親~加藤氏~丹羽光重~長裕
 所在地  福島県二本松市郭内3丁目
 最寄り駅  JR東北本線 二本松駅下車 徒歩約20分
 最寄りIC  東北自動車道 二本松IC 県道355線経由
 駐車場  有(無料) 箕輪門付近
 休館日  毎週月曜日(祝日にあたるときは、その日以降の最初の休日でない日)年末年始(12月29日から1月3日)
 スタンプ設置場所  にほんまつ情報館、JR二本松駅内観光案内所
 ウェブサイト  二本松城HP


  周辺の地図



  二本松城の見どころその他情報
 二本松城には箕輪門周辺など数ヶ所に駐車場があるので駐車には困らないと思いますし本丸近くにも駐車場があるので本丸だけ見学の人にはここに停めるのがいいかもしれません。因みに私は箕輪門の左手、三の丸下段の石垣前に停めました。二本松城内の通路がちょっと複雑になっているので行ったり来たりする時もありましたがまずは入口にある少年隊の像を見て右方向にある旧二本松藩戒石銘碑を見てから箕輪門に戻ります。この箕輪門は昭和57年に復元されたもので元々は丹羽光重が建てた門だそうです。箕輪門をくぐって城内に入ると、三の丸下段があり、そこを通り抜けて霞ヶ池、七つ滝を通り先心亭へ向かいます。この先心亭は17世紀中頃に建てられた茶亭で県の重要文化財に指定されています。先心亭の横を登っていくと本宮館がありさらに進むと傘松と呼ばれる傘のような格好をした松があります。樹齢300年ぐらいだそいうですがまだ樹勢も旺盛とのことです。さらに登ると智恵子抄詩碑のあるところに出て、新城館を見てから藩士自刃の碑のあるところまで行きます。そこから先に搦手門跡に向いますが、ここには門の礎石が残っていてちゃんと見ることができます。そして本丸に向います。本丸の石垣は四方残っていて入口は枡形になっています。ただ、穴太積みの石の半分ぐらいが割れたり風化したりして再利用できないため新しい石で穴太積みを復元したそうです。入口は枡形虎口になっていて、上には東櫓台跡、西櫓台跡と天守台があります。それから三の丸の反対側になる所の道理と空堀を見るために下って行くと、手前に堀切の表示があります。この堀切も撮影してから土塁の方へ行きます。土塁もしっかり残っており、空堀もしっかり残っていますがここから見るより反対側に行くと明瞭に空堀であるとわかります。訪問される方はこちらから見学されるのがいいかと思います。搦手門から本丸に上り本丸前の大石垣を見るために本丸前の道を下ると右手に石垣が見えます。近くに行って見学です。二重の石垣になっていたのでしょうか。それから三の丸の方に戻ってくると、市の方でしょうか、発掘作業を終えているところに出くわしました。まだあちこちで発掘作業をしているのでしょう。まだ書いていませんでしたが、三の丸前の石垣も見事なものでした。


 見どころ

 ◆石垣
 ◆箕輪門
 ◆先心亭
 ◆空堀
 ◆土塁
等が見所となります。

 観光スポット

 にほんまつ城報館 「にほんまつ城報館」が2022年4月9日にグランドオープンしましたが、にほんまつ城報館の名誉館長は丹波家18代のご当主だそうです。にほんまつ城報館は、二本松城址である霞ケ城公園に隣接し、お城やその歴史資料、自然環境など様々な魅力を展示・紹介するための施設です。1階には360度パノラマビューの二本松城ガイダンス室をはじめ、本格的な常設展示室、企画展示室を備えています。エントランスを入ると右手にお祭り広場が広がり、市の代表的祭りである提灯まつりの山車が展示され、来訪者を華やかに迎え入れています。中央にはお城山へと続く上階への大階段が設けられ城址探訪の起点となっています。
※青島裕之建築設計室HPより引用
あだたら山ロープウェイ 安達太良連峰の主峰、標高1700mの安達太良山です。どこまでも澄み渡る青空と爽やかな空気の下では四季折々の花が咲き乱れ、小鳥たちのさえずりも聞こえてきます。高速ゴンドラ「あだたらエクスプレス」を利用すれば、眺望抜群の薬師岳(標高1350m)までわずか10分です。山頂駅から薬師岳パノラマパークまで片道約10分ほどの散策を楽しむことができます。
※福島県観光情報サイトふくしまの旅HPより引用
大壇口古戦場 戊辰戦役に木村銃太郎を隊長とする二本松少年隊奮戦の地です。隊長はここで戦死、また少年隊を援護して壮烈な戦死をとげた青山助之丞・山岡栄治の2勇士の奮戦の地でもあります。
※二本松市HPより引用 
マルハラ果樹園 羽山の麓550mに位置し、眼前に安達太良山・吾妻連邦・会津磐梯山を望み、遠くに那須連邦・日光連山、またはるか遠くに富士山が見える、眺望抜群の果樹園です。竹を使った「バイケミ農法」を使用し、安全でおいしい果物を提供しています。
※福島県観光情報サイトふくしまの旅HPより引用
二本松市智恵子記念館 智恵子が愛して止まなかった「ふるさと阿多多羅」です。明治の初期に建てられた生家には、造り酒屋として新酒の醸成を伝える杉玉が下がり、二階にある智恵子の部屋からは、今にも智恵子が降りてきそうな気配が漂います。 記念館は智恵子の生家の裏庭にあり、当時の酒蔵をイメージした外観になっています。晩年病に侵された智恵子の奇跡といわれる美しい紙絵の世界が広がり、他にも当時の女性としては珍しい油絵の作品や、雑誌「青鞜」の表紙デザインなどが静かに収められています。
※福島県観光情報サイトふくしまの旅HPより引用 

     






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