お城ファンクラブ
home>続日本100名城>秋田城
  続日本100名城・・・・・No.107 秋田城
 秋田城は奈良時代から平安時代にかけて東北地方の日本海側(出羽国(でわこく))に置かれた大規模な地方官庁で、政治・軍事・文化の中心地でした。蝦夷(えみし)の人々が暮らしていた東北各地に同じように造られた律令国家の地方官庁の遺跡は「城柵官衙遺跡」(じょうさくかんがいせき)と呼ばれており、秋田城はその中で最も北に位置しています。天平5年(733年)に、秋田村高清水岡(たかしみずのおか)に遷(うつ)された当初は「出羽柵」(いではのき)と呼ばれ、天平宝字(てんぴょうほうじ)4年(760年)ごろに秋田城と呼ばれるようになりました。奈良時代には出羽国の政治を行う「国府」が置かれ、また津軽(青森)・渡嶋(わたりしま)(北海道)のほか、大陸の渤海国(ぼっかいこく)(中国東北部)など対北方交易・交流の拠点としても重要な役割を果たしていたと考えられています。平安時代に入り、元慶(がんぎょう)2年(878年)の蝦夷の人々による元慶の乱を経て、10世紀の中頃まで機能しました。10世紀後半には古代城柵としての機能は失いますが、歴史書には「秋田城」の名称や官職名としての「出羽城介」(でわじょうのすけ)、「秋田城介」(あきたじょうのすけ)が記されています。また、鎌倉時代以降、「秋田城介」は北方を鎮護(ちんご)する役職名となり、武門の名誉となっていきました。

※秋田市HPより引用

 
 概要  古代城柵
 別名  ―
 築年/廃年  天平5年(733)/11世紀頃
 築城主  律令政権
 歴代城主  不明
 所在地  秋田県秋田市寺内大畑5
 最寄り駅  JR奥羽本線秋田駅よりバスで約20分
「将軍野線」もしくは「寺内経由土崎線」行きバス停「秋田城跡歴史資料館前」下車
 最寄りIC  秋田自動車道秋田北IC 県道72号線→県道56号線経由
 駐車場  有(無料) 
 休館日  年末年始12月29日から1月3日まで(秋田城跡歴史資料館の休館日 お城は随時見学可能)
 スタンプ設置場所  秋田城跡歴史資料館
 史跡公園管理棟(12月から3月の冬期間は閉鎖)
 ウェブサイト  秋田市HP


  周辺の地図



  秋田城の見どころその他情報
 久保田城から秋田城に移動ですが、羽州街道を進んでくると右手に秋田城左手に秋田城跡歴史資料館がありますのでまず史料館の方にお邪魔してスタンプをゲットすることに。駐車場は史料館の前と羽州街道沿いにもあります。駐車場から城跡に行くには羽州街道の上の史跡公園連絡橋という橋を通って行きます。渡ってすぐに正殿跡や東脇殿、北東建物跡などがあり、その先に政庁東門があります。門を通ると政庁の模型が3基分展示してあります。政庁東門から先にある外郭東門まで城内東大路という通路が延びています。しばらく東大路を歩くと左手(少し奥まったところ)に史跡公園管理棟が見えてきます。ここにボランティアガイドの方が常時いらしゃって、史跡公園内を案内してもらえるそうです。少し進むと外郭東門があります。この門は1998年に復元されたそうです。門をくぐると鵜ノ木地区で目の前に古代沼が見えます。そしてその先に古代水洗トイレが見えます。トイレの入口付近にはブラタモリで紹介されましたと案内が表示してました。奈良時代に水洗トイレがあったなんて凄いですね。中も見学しましたがよくできていました。その他建物跡や竪穴住居跡の復元が展示してありかまどもありました。それから歴史資料館まで戻ってきて次の脇本城を目指しますが、その前に秋田城の石碑を撮影してからになります。事前に調べていたのですが、秋田城の石碑はここにはなくちょっと離れたところにあります。秋田城から羽州街道を南に約850mほど走ると左手にあります。ちょうど西来院の向かい側です。秋田城跡歴史資料館で書籍について聞きましたが、発掘調査などの報告書が何冊もあるだけで、単独のものはないとのことでした。

 見どころ

 ◆古代水洗式トイレ
 ◆古代沼
 ◆政庁跡
 ◆門
 ◆竪穴式住居跡
等が見所となります。

 観光スポット

 久保田城(千秋公園) 秋田駅から歩いて約10分の距離に千秋公園の森が姿を現します。ここは四季折々に移ろう景色と、秋田藩20万石の由緒正しき歴史に出会える場所。日本庭園の趣に季節の移ろいを映して、江戸時代の城跡は今も時を刻み続けています。関ヶ原の合戦後の慶長7年(1602)、常陸国から国替えとなった初代秋田藩主・佐竹義宣が、翌年に自然の台地を利用して築いた久保田城の城跡。天守閣を持たない平城であり、石垣がほとんどなく周囲に堀と土塁をめぐらせ、水をたたえたお堀は当時の名残りをとどめています。明治2年(1869)の版籍奉還に至るまで12代続いた秋田藩の歴史は終わり、明治時代になってからは造園家・長岡安平の設計により、美しい日本庭園の公園として姿を変えました。桜やツツジ、紅葉の季節に会いに、江戸時代の面影に会いに、散策を楽しんでみてはいかがでしょう。
※アキタッチwebサイトより引用
道の駅 あきた港 ポートタワー・セリオン 全高143mのポートタワー。100mの高さから360度のパノラマで日本海や男鹿半島、鳥海山が望める。「道の駅 あきた港」エリアの三施設(セリオン・セリオンプラザ・セリオンリスタ)ではイベントやマルシェなどが開催される。道の駅でお土産が購入できます。
※アキタッチwebサイトより引用 
秋田市民俗芸能伝承館(ねぶり流し館) 竿燈まつりや土崎港曳山まつりなど、秋田市に伝わる民俗芸能を資料や映像で紹介。5〜10月の土・日・祝に竿燈会による実演あり。左隣りは江戸時代後期の建築様式を残した町家・旧金子家住宅。
※アキタッチwebサイトより引用 
赤れんが郷土館 大町通りの一角に貴婦人の風格でたたずむ赤れんが館は、国の重要文化財。建物自体が明治の香りを伝える歴史的価値の高いものであることから、秋田市の観光名所として親しまれています。赤れんが館は、明治45年に建てられた旧秋田銀行本店で、昭和44年まで銀行として使われていました。建設費は当時のお金で約4万9千円。現在のお金に換算すると50億円ほどになるそうです。昭和56年、秋田銀行創業100周年と秋田市制施行90周年を記念して、秋田銀行から市へ寄贈され、昭和60年から赤れんが郷土館として一般に公開されています。
※アキタッチwebサイトより引用
秋田市立秋田城跡歴史資料館  秋田城跡の発掘調査で出土した貴重な遺物展示や、全国初の赤外線カメラによる漆紙文書や木簡の解読体験コーナーもあります。
※アキタッチwebサイトより引用

 耳より情報

4月1日から11月30日(午前9時から午後4時まで)の期間は毎日「秋田城跡ボランティアガイドの会」が史跡公園管理棟に待機しています。復元整備された史跡公園の説明(無料)を行っておりますので、団体でのガイドを希望する場合は、5日前までに秋田城跡歴史資料館に電話などでお申し込みください。
秋田城跡歴史資料館 電話 018-845-1837

     






Copyright © oshirofan.club All Rights Reserved.