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  日本100名城・・・・・No.99 中城城
 中城城は、北中城村から中城村にわたる標高167メートルの高台に、東北から南西にほぼ一直線につらなる6つの城郭からなる城で、
琉球王国時代に築城家として知られる護佐丸が、勝連半島で勢力を伸ばしていた阿麻和利に対する備えとして、読谷の座喜味城から移されて築いた城だといわれています。
自然の地形を巧みに利用した美しい曲線の城壁に囲まれ、一の郭と二の郭は「布積」、三の郭と西北側の郭は「あいかた積」と呼ばれる手法で築かれており、
その築城技術は高く評価されています。当時の琉球は、沖縄本島南部の佐敷から興った第一尚氏によって、国家が統一されていく過程にあり、
その最終段階でこの城が果した役割は大きいものがありました。護佐丸の滅亡後、この城がどのような使われ方をしたのかについては定かではありませんが、
第二尚氏になると中城の領地が王の直轄領となっていたことからすると、中城城は王子の居城としてしばらく使われていた可能性も高いといわれています。
平成12年12月、中城城跡を含む「琉球王国のグスク及び関連遺産群」が国内11番目の世界遺産として登録されました。

※暮らす旅HP(株式会社かりゆし)より引用

 
 概要  山城
 別名  ―
 築年/廃年  14世紀後半/1458年
 築城主  先中城按司
 歴代城主  先中城按司、護佐丸盛春
 所在地  沖縄県中頭郡北中城村字大城503
 最寄り駅  ―
 最寄りIC  沖縄自動車道北中城IC 県道81号線・県道146号線など経由
 駐車場  有(無料)隣接駐車場
 駐車場はこちらをご覧ください
 スタンプ設置場所  管理事務所の窓口
 休館日  年中無休
 ウェブサイト  中城城跡


  周辺の地図



  中城城の見どころその他情報
  中城城は、かつて、貿易が行われていた屋宜の港から2kmほど離れた標高約160mの丘陵上にあります。
中城村の西北から北中城村の南側にのびていて、丘陵の東崖縁を天然の要害とし、300余もあるとされる沖縄のグスクの中で最も遺構が残っていることで知られています。

 見どころ

 ◆裏門
 ◆三の郭
 ◆二の郭
 ◆一の郭
 ◆北の郭
等が見所となります。

また、中城城には3種類の石積みがあります。
・野面積み
・布積み(豆腐積み)
・あいかた積み(亀甲乱れ積み)

 観光スポット

佐喜眞美術館 20年程前からジュルジュ・ルオーなどのコレクションをしてきた館長の佐喜眞道夫(さきま・みちお)氏が、「心静かに“もの想う場”をつくりたい」と、1994年11月23日、米軍の返還地に開館した美術館です。戦争を題材に描かれた丸木位里・丸木俊夫妻の作品『沖縄戦の図』が展示され、戦争の真実を訴えかけています。
※おきなわ物語HPより引用
中村家住宅 国指定の重要文化財である中村家住宅は、18世紀中頃~19世紀初期頃に建てられたと伝えられている豪族の住宅。その建築構造は、鎌倉・室町時代の日本家屋の流れを汲んだものであり、農家屋敷ならではの高倉や納屋、畜舎などが備わっています。
※たびらいHPより引用 
中城村護佐丸歴史資料図書館 世界遺産中城城跡に近い中城村護佐丸歴史資料図書館は、中城村の英雄・護佐丸にちなんだ「ごさまるの日」2016年5月30日に開館しました。護佐丸は築城の天才と言われた人だけに注目です。この資料館には沖縄県内初の石積みパズルが楽しめるそうです。
※沖縄REPEATHPより引用
宜野湾市立博物館 沖縄県宜野湾市に、1999年6月にオープンした博物館です。宜野湾市を中心として、沖縄の歴史、考古、民俗、自然などの多種類の分野に関する展示を行っています。
※いこーよHPより引用
沖縄県立埋蔵文化財センター はるか昔から現代まで、人々は地球上のあちらこちらで日々の暮らしを営み、ムラや国をつくり、さまざまな歴史を歩んできました。このような歴史と文化は文字の記録だけではなく、地中や水中に埋もれている遺跡・出土品(遺物)からも知ることができます。そして、この沖縄県にも2500箇所以上の遺跡が存在します。
※おきなわ物語HPより引用

 書籍

 <書籍の内容について>
この書籍も写真を利用して解説しているので大変見やすいです。琉球王国の成立と中城城の見どころが解説してありさらに城内を散策してそれぞれの見どころを解説してあり参考になります。そして沖縄の他の城の解説もありますのでこちらも参考になります。面白いのは資料編として護佐丸物語や中城城の変遷についてなどあります。


     








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