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  日本100名城・・・・・No.9 久保田城
 久保田城は、常陸国(現在の茨城県)で大きな勢力を誇った佐竹氏が、徳川幕府の下で秋田に領地替えとなった際に、佐竹氏の居城として築いた。当時の城としては珍しく、石垣がほとんどなく、防御の設備は堀と土塁が中心で、天守も造られなかった。武家の名門である源氏の流れをくむ佐竹氏の居城としては質素な様式だが、長年の築城の経験を生かした伝統的な「土造りの城」としての強さを備えていた。当時の建物としては、城内の警備担当の武士の詰所であった「御物頭御番所」が残っている。また、秋田市政100周年を記念して、城の見張り場と武器庫の役割を担う御隅櫓の1つが復元された。現在、久保田城跡は千秋公園として整備され、市民の憩いの場となっている。

※nippon.comHPより引用

 
 概要  平山城
 別名  矢留城、葛根城、秋田城
 築年/廃年  慶長9年(1604)/明治以降
 築城主  佐竹義宣
 歴代城主  佐竹義宣→義隆→義処~義堯
 所在地  秋田県秋田市千秋公園
 最寄り駅  秋田駅西口より約15分
 最寄りIC  秋田自動車道秋田中央IC 県道24号線経由
 駐車場  有 公園内駐車場(有料) 周辺駐車場(有料)
 休館日  12月1日から翌年の3月31日まで(御三階櫓の休館日 お城は随時見学可能)
 スタンプ設置場所  久保田城御隅櫓
秋田市立佐竹史料館(令和7年2月頃まで休館中)
 ウェブサイト  秋田市HP


  周辺の地図



  久保田城の見どころその他情報
 秋田空港からまず久保田城を目指して走行です。松下門跡付近の駐車場(有料)に車を停めて攻城です。売店横の長坂(二の丸から本丸に上る階段)を上り右左、右左にクランクすると表門の下に着きます。この表門は平成13年に再建されたそうです。門の前には御物頭御番所がありこれは久保田城内に唯一現存する藩政時代の役所建物になります。門をくぐると本丸跡で広い敷地に八幡秋田神社や与次郎稲荷神社、佐竹義堯公の銅像があります。門からまっすぐに進むと、埋門跡、多門長屋跡を通って御隅櫓に着きます。この櫓の周りに木が茂っており写真は撮りにくかったです。御隅櫓内を見学してスタンプもゲットです。そして書籍もです。小雨の中の散策になりましたが、宿泊が秋田市内で次に秋田城と脇本城を訪問するので久保田城を後にして秋田城に向かいます。翌日晴れの予報であったので予定を変更して翌日もう一度久保田城を散策することにしました。
なので下記は翌日のことになります。
ホテルから歩いて5分以内であったので徒歩にて向かいます。大手門跡を見てから中土橋門跡に来ると、左右に水堀があります。それぞれ、大手門の堀と穴門の堀です。中土橋通りを千秋公園の方へ向い、昨日と同じように松下門跡から二の丸に入ります。そして長坂を通り表門をくぐり本丸跡に。また、埋門跡から多門長屋跡を通り御隅櫓へ。それから土門跡、帯曲輪門跡と続き、奥庭跡では池の中に藤棚があり結構綺麗でした。城外から御隅櫓を撮影しようと土門跡から外に出て撮影場所を探しましたが徒歩では遠くに行けず、隣の小学校内にお邪魔して撮影しましたが木のために全体は見えず上の方だけになります。もう一度城内に戻り黒門跡、唐金橋跡、黒門の堀を見学し売店でいぶりがっこを購入し駐車場に戻ってきました。今回は佐竹史料館が休館中だったので見学できず残念です。ただ、御隅櫓内で販売していた書籍(佐竹史料館学習講座)を購入できたのでよかったです。(ラッキーでした)因みに、「佐竹氏入部のころ」、「佐竹義宣と秋田新時代」、「秋田藩と佐竹氏の基礎知識」の3冊です。

 見どころ

 ◆御隅櫓
 ◆表門
 ◆御物頭御番所
 ◆堀
等が見所となります。

 観光スポット

 秋田市立佐竹史料館 JR秋田駅から徒歩圏内の千秋公園内にある施設。秋田藩主佐竹氏は源氏の流れをくむ名門であり、全国の大名の中でも古い歴史を持つ殿様です。その佐竹氏関連の資料を展示するとともに、秋田の藩政時代を紹介しています。
※東北観光推進機構HPより引用
道の駅 あきた港 ポートタワー・セリオン 道の駅あきた港 ポートタワーセリオンは、全高143m、展望台は地上100m・360度の大パノラマ。四季の潮風を感じながら、眼下に広がる壮大な日本海を眺め、秋田市内や、男鹿半島、太平山、そして、秀麗無比なる鳥海山を望めることができる絶景スポットです。お土産店があり秋田の日本酒、いぶりがっこ、稲庭うどんなど販売しています。
※日本観光振興協会HPより引用
秋田市民俗芸能伝承館(ねぶり流し館) 竿燈や秋田万歳など、秋田市の伝統行事や民俗芸能を資料や映像で紹介している施設です。吹き抜けの展示ホールに並ぶ実物大の竿燈は壮観。実際に手に持って竿燈演技を体験することもできます。
※東北観光推進機構HPより引用 
秋田城跡 寺内地区の高台にある緑に囲まれた静かな公園。春には桜が咲き誇るお花見の名所。秋田城跡は奈良時代から平安時代にわたって東北地方の日本海側(出羽国)に置かれた大規模な地方官庁の遺跡です。そこは古代の政治、軍事、文化の中心地でした。 天平5年(733)に、秋田村高清水岡に遷された当初は「出羽柵」(でわのさく)と呼ばれ、やがて天平宝字4年(760)ごろに秋田城と呼ばれるようになりました。奈良時代には出羽国の政治をおこなう「国府」が置かれます。また、津軽(青森)、渡嶋(北海道)のほか、大陸の渤海国(中国東北部)など北方交易の拠点としても重要な役割を果していたと考えられています。この公園には史跡秋田城跡の発掘調査で発見された遺構を現地に復元しています。
※日本観光振興協会HPより引用 
 赤れんが郷土館 明治45年(1912)建築の赤れんが造りの旧秋田銀行本店を活用した郷土館。外観はルネサンス様式、内部はバロック調の建物で国指定重要文化財。秋田の伝統工芸品や版画家勝平得之の記念館、人間国宝の鍛金家関谷四郎の記念室を併設しています。
※東北観光推進機構HPより引用 

 書籍

 秋田市立佐竹史料館で書籍を販売しています(休館中に御隅櫓内で購入しました)
 <書籍の内容について>
  佐竹義宣と秋田新時代
   佐竹氏が家康から領地没収され替え地である奥州へ移る時のことから移ってからの   ことや城下の町のことについて記載されており町名については結構詳しく述べられて   います。
 <書籍の内容について>
  秋田藩と佐竹氏の基礎知識
   佐竹氏系図の解説や本丸の図(御殿の内部詳細図)や
   年号、歴代藩主、徳川将軍、天皇の関係が表で記載されています。
 <書籍の内容について>
  佐竹氏入部のころ
   久保田城のことから家臣団の名字のことから様々なことが書かれています。

 お知らせ

無料ボランティアガイドあり。ガイド期間4月1日~11月30日9時~16時。
千秋公園の歴史や自然に関する無料ガイドを行う「久保田城址歴史案内ボランティアの会」が、
土日祝を中心に、秋田市文化創造館1階コミュニティスペースに常駐しています。
(佐竹史料館が休館中のため)

     






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