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  日本100名城・・・・・No.66 津和野城
 津和野城は標高362mの霊亀山上にあり、山麓からの比高は約200mを測る典型的な山城である。築城は吉見頼行・頼直が永仁3年(1295)から正中元年(1324)にかけて行ったと伝えられる。吉見氏が築城した中世山城は、関ヶ原の戦い後の慶長6年(1601)に3万石の大名として入城した坂崎直盛によって、高石垣を有する近世城郭へと大改修されて。元和3年(1617)に因幡国鹿野城より亀井政矩が4万3千石の大名として入城後は、亀井氏11代の居城として明治維新まで続いた。津和野城は、本丸の他に出丸(別名:織部丸)がある一城別郭の城であり、その間に大手道を設けるなど極めて実戦的な山城であった。かつては本丸・二ノ丸に三重天守と櫓があったが、貞享3年(1686)の雷火で消失した後は再建されなかった。明治7~8年(1874~1875)に城の建物の大半は解体されたが、現在も山上には段状に連なる壮大な高石垣が残っており、人力で行われた大土木工事の跡を見ることができる。なお、津和野藩の藩庁は、城山の北東側の山麓にあった。

※津和野城跡に設置してある説明板より引用

 
 概要  山城
 別名  三本松城、石蕗城
 築年/廃年  永仁3年(1295)/明治以降
 築城主  吉見頼行
 歴代城主  吉見頼行~隆頼→正頼→広頼→広長→坂崎直盛→亀井政矩~茲監
 所在地  島根県鹿足郡津和野町後田
 最寄り駅  JR山口線津和野駅 車で約5分 リフトで約5分
 最寄りIC  中国自動車道鹿野IC 国道315号線→国道9号線経由
 駐車場  有(無料) リフト前
 リフト前が満車の場合は太皷谷稲成神社の駐車場へ
 休館日  観光リフトは12月1日~2月末は土日祝日のみ運行(ただし1月1日~1月5日は運行)
※臨時休業有り
観光リフトの営業時間は9:00~16:30(※最終運行 下り16:30)城内は随時見学可能
 スタンプ設置場所  リフト茶屋
ウェブサイト  しまね観光ナビ


  周辺の地図



  津和野城の見どころその他情報
 リフト前の駐車場に9時過ぎに着いたら駐車場がいっぱいでしかたなく太皷谷稲成神社の駐車場へ。この駐車場は後ろが崖になっているので駐車する際は注意してください。私も駐車の際、左後ろのタイヤがやばかったです。リフト茶屋でスタンプを押印してからリフトに乗り約5分で山上駅に到着。遺構を目指して進むと吉見氏時代の堀切があり、少し進むと出丸があるのですが、出丸の石垣修理工事をしており出丸は見学できませんでした。(2020年3月まで工事とのことです)さらに進むと左手に石垣が見えてきます。東門跡を経て馬立・台所・海老櫓から西櫓門跡を見学し天守台へ。三十間台から眺める景色は最高でした。(からっと晴れていたら尚良かったのですが)また、太鼓丸からある角度で石垣を眺めるとまるで大分の岡城の有名な石垣に似ていると感じました。そして南櫓門跡を見学し下山しました。最後は城下の津和野高校の近くに馬場先櫓跡と物見櫓跡を見学し殿町へ移動。そして城下にて昼食ですが、何を食べたかは下のグルメをご覧ください。

 見どころ

 ◆天守台
 ◆堀切
 ◆出丸
 ◆東門跡
 ◆三十間台
 ◆太鼓丸
 ◆西櫓門跡
 ◆南櫓門跡
 ◆馬場先櫓跡
 ◆物見櫓跡
等が見所となります。

 観光スポット

殿町通り 山陰の小京都・津和野の町のなかでも殿町周辺は、城下町の最も古い佇まいを残している場所です。カトリック教会、藩校養老館跡、郡庁跡、津和野藩家老多胡家表門など多くの史跡が集中しており、掘割には色とりどりの鯉が泳ぎ、初夏には白や紫の花菖蒲が咲き乱れます。弥栄神社、太鼓谷稲成神社の参道にも通じ、また郷土料理の店やしゃれたカフェ、おみやげ品店などもこの通りにあり、津和野の町を代表するスポットです。
※山陰インバウンド機構HPより引用
津和野町本町通り 酒屋、薬屋、種苗屋などの商家が多い本町通りは立ち並ぶ風情ある石畳の通りです。 この通りは江戸時代から変わっていない道幅が特徴で、昔ながらの風情を残しています。 10月には屋台や出店が立ち並ぶ「ゑびす講まつり」も開催されます。
※観るなびHPより引用 
堀庭園 津和野の町中から山間に向けて約8キロ。かつて石見銅山で繁栄した豪族堀氏の名園があります。おすすめは書院造りの客殿「楽山荘」の二階から中央にある庭園 を眺めた様子。ぐるりと囲まれた木々と池からは凛とした空気が張りつめ、これ以上にはないほどの静寂があふれています。秋には特に紅葉が彩りを添えます が、季節折々の風景が楽しめます。
※津和野観光協会ゆ~うにしんさいHPより引用 
太鼓谷稲成神社 国道から見てもひときわ鮮やかに浮かび上がっている太皷谷稲成神社。日本五大稲荷のひとつに数えられています。稲荷ではなく「稲成」と表記しますが、読み方は同じ「いなり」と読みます。稲成の「成」には、津和野藩主亀井矩貞公の思いにより、お願い事がよく叶う、つまり願望成就・大願成就などの意味が込められています。
※津和野観光協会ゆ~うにしんさいHPより引用
森鴎外記念館 ほのかな日差しがさしこむシェードガラスのエントランスを抜けると、しばし鴎外について夢をめぐらす小さな旅の始まり。第一展示室では、軍医と文学者の二つ の顔を持つ鴎外の60歳までの生涯を、ビジュアルや著作、遺品、直筆原稿など豊富な資料で紹介しています。第二展示室では、鴎外が書いた自記材料を元に多感な時期を過ごした津和野時代をビッグスクリーンによるハイビジョン映像で紹介。
※津和野観光協会ゆ~うにしんさいHPより引用
津和野町 郷土館 大正10年、当時としては県内唯一の郷土歴史博物館として設立され、津和野周辺の歴史資料、津和野藩の資料、美術工芸品などを展示しています。吉見、坂崎、 亀井の三氏にわたる津和野藩政の歴史を今に伝える豊富な史料に加え、人材育成の源泉となった「養老館」に関する資料、西周をはじめとする多くの先哲の遺品、乙女峠のキリシタン殉教関係資料などなど、島根県指定文化財を含む数千点を収蔵、展示しています。
※津和野観光協会ゆ~うにしんさいHPより引用

 書籍

 津和野町郷土館で書籍を販売しています  書籍案内

 グルメ

 
沙羅の木さんにてうずめ飯をいただきました
 津和野名物はいろいろありますが、お昼にうずめ飯をいただきました。妙な名前ですが、小さく刻んだ具がご飯の下に〝うずめ〟てあることから、その名がついたそうです。見た目ご飯の上にわさびがのっているだけでただのお茶漬けのようですがご飯の中を見ると豆腐や椎茸などの具がいろいろ入っています。出汁がきいていて美味しかったです。皆さんも津和野訪問の際は是非ご賞味あれ。あとやたら源氏巻という和菓子の看板が目に入ったので購入しました。餡が抹茶や白あん等あり工夫された和菓子でした。


     






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