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  日本100名城・・・・・No.5 根城
 根城は、建武元年(1334)に南部師行によって築城されたと伝えられます。南部氏は、甲斐国(現在の山梨県南部町・身延町)に拠点を置いた有力御家人であり、南北朝時代には畠山氏に従い奥州における南朝方の中心的な存在として活躍し、その勢力は現在の秋田県比内・鹿角地方、岩手県閉伊・遠野地方にまで及びました。南部師行は延元三年(1338)、北畠顕家と共に泉州石津(堺市)で討ち死にしますが、その後も根城は師行の子孫らによって守られ、南部氏の居城として数々の歴史や伝説の舞台となりました。秀吉の時代、根城南部氏は盛岡南部氏の家臣各となり、やがて寛永四年(1627)、遠野へ領地替えになります。これにより、根城は城としての役割を終えました。この期間約300年、ただの一度も落城することのなかった名城です。根城は、昭和16年に国指定史跡となり、平成6年には史跡公園として整備されました。また、平成18年には日本でも数少ない中世城郭の特徴をよく伝える城郭配置と、長年にわたる復元整備・保存活動が評価され、日本100名城に選ばれました。

※お城のパンフレットより引用

 
 概要  平城
 別名  ―
 築年/廃年  建武元年(1334)/寛永4年(1627)
 築城主  南部師行
 歴代城主  南部師行→政長~政光~政経~政栄~真義
 所在地  青森県八戸市大字根城字根城
 最寄り駅  JR八戸線 八戸駅 八戸駅前バス停より乗車【市営・南部:田面木経由】(乗車時間 約12分)・根城バス停下車
 最寄りIC  八戸自動車道 八戸IC 国道454号線経由
 駐車場  有(無料)
 休館日 ・ 月曜日(ただし第一月曜日および祝日の時は開館)
・ 祝日の翌日(土・日曜日の時は開館)
・ 年末年始(12月27日~1月4日)
有料区域以外は随時見学可能
 スタンプ設置場所  史跡根城の広場料金所
 八戸市博物館受付
 史跡根城ボランティアガイドハウス窓口
 ウェブサイト  Visit HACHINOHEwebサイト


  周辺の地図



  根城の見どころその他情報
 八戸市立博物館と根城の有料エリアが開場する9時までに着いたので博物館駐車場に車を停めて無料エリアを先に攻城です。史跡根城の広場入口から中に入ると、ボランティアガイドの建物が見えます。ここにガイドの方たちが常駐しておりガイドをしていただけます。(但し、開場している日のみ)左手に進むと、八戸城から移築したと言われる東門があり、この門をくぐって広場の中に入ります。門をくぐるとすぐ左右に堀がありますので堀の中に入って東善寺横を歩いてみました。昔はもっと深かったのだと思います。戻ってきて先に向かうと右手に薬草園があり様々な薬草が植わっています。昔から薬草を植えていたのでしょうか。薬草園の奥には東善寺がありますが、南部氏の祈祷寺(きとうでら)であり、その後、根城南部氏の遠野への所領替えの際に遠野に移されたそうです。また、発掘調査の成果によれば、東善寺は根城跡の北東部分、「東善寺館」と呼ばれる曲輪内に位置していたことがわかっています。園路を進むと左右に鑑賞の対象となった木や実のなる木などが植えられていて武将たちが鑑賞していたのだと言われています。さらに進むと花菖蒲があったり堀があったりして、中館にある遺跡全体模型のあるところに着きます。この模型のあるところから国道104号線に向かって南東の方に根城の石碑がありますので忘れずに見てください。時間を見ますとまだ9時にならないので、本丸跡の前を北に向かって中館と本丸の裏側を見ることにします。中館の方は広場になっていて本丸の方は木が植わっています。後で調べたら「下町」と呼ばれた場所のようです。私は木の方が気になったのでそちらへ行ってみることにしました。本丸の周りを進むと、堀となっていてその先には国道を挟んで平地があります。ここも後で調べたところ西ノ沢と呼ばれる曲輪のようです。裏側の散策はこれまでにして本丸跡の門まで戻り、有料エリアに入ることにします。有料エリアには主殿、馬屋などが復元されており当時の様子がうかがえます。建物の中にも入ることができますので見学してみてください。但し、入口が低いので頭をぶつけないように気をつけてくださいね。一おとり見学して博物館の方に戻ってスタンプと書籍をゲットします。因みに、「掘りおこされた南部氏の城-根城-」と「南部氏と根城」の2冊です。

 見どころ

 ◆堀
 ◆本丸跡
 ◆主殿
等が見所となります。

 観光スポット

 八戸市立博物館 郷土の歴史と文化を後世に伝える博物館。考古・民俗・歴史・無形資料の常設展示室を巡ることで、八戸のあゆみを通観できます。特に無形資料展示室では、八戸の昔話や方言に加え、祭りや芸能、八戸市内の小中学校の校歌などを、音声と映像で分かりやすく知ることができます。
※VISITはちのへHPより引用
ごのへ郷土館 平成25年度に閉校した豊間内小学校の校舎を利用して整備された歴史民俗資料館。五戸町の歴史・民俗・産業・文化を振り返ることのできる資料の展示やレプリカ資料、ジオラマ模型などもあり、五戸町の歩みを学ぶことのできる施設となっています。
※五戸町観光協会HPより引用
八戸屋台村 みろく横丁 八戸市中心街に張り巡らされた、8つの横丁。昭和の風情と美酒・美食を求め、毎夜にぎわいを見せています。こぢんまりした店内で、肩を寄せ合いながら、ちょっと一杯。
※VISITはちのへHPより引用 
名久井岳東北自然歩道 名久井岳中腹までのコース。中腹には、日本名松百選のひとつに数えられる“千本松並木”や、樹齢約千年・周囲7.7mの“爺杉”のある法光寺がある。法光寺にはまた、日本一の大きさをもつといわれる三重の塔“承陽塔”もある。山門付近には、テニスやキャンプなどの楽しめる名川チェリリン村がある。また、春の名久井岳頂上からは、梅・桃・桜・りんごなどの花々の一大パノラマを眺められる。
※アソビューHPより引用 
 根岸の大いちょう 樹齢1100年以上ともいわれる大いちょうは、幹の周囲が16m、高さ32mもあり、乳不足の母親が乳がでるように祈れば、その願いが叶うとして信仰されています。また、慈覚大師がこの地を訪れた際に旅の疲れのために寝入ってしまい、その時身体を預けたいちょうの杖が根を生やし、現在の大いちょうになったという伝説も残されています。
※日本観光振興協会HPより引用 

 書籍

 八戸市立博物館で書籍を販売しています
 <書籍の内容について>
  掘りおこされた南部氏の城根城
根城の説明から始まり本丸の発掘調査で出土したものの絵図や写真を基にその時代の人の生活が解説されています。そして、根城南部氏の経歴などが解説されています。最後に発掘調査に関して解説されています。
 <書籍の内容について>
  南部氏と根城
史跡根城の広場十周年記念事業特別展の図録
南部氏の始まりから鎌倉時代、南北朝時代から江戸時代と絵図、写真に書状などを基に解説されています。そして、南部家ゆかりの武器や寺社の解説と遠野へ所替えになってからのことまで解説されています。

 お知らせ

無料ボランティアガイドがあります。
案内範囲:史跡「根城」全般
実施期間:4~12月上旬
 ※冬期間の場合、事前に要予約
 ※えんぶり期間中(2月17日~20日)は通常通りガイド
受付時間:10:00~15:00
費用   :無料

     






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