お城ファンクラブ
home>日本100名城>七尾城
  日本100名城・・・・・No.34 七尾城
 七尾城跡は、能登国の守護・畠山氏(1408-1577)が16世紀前半(戦国時代)に築いた城館跡で、全国でも屈指の規模を有します。石動山系に築かれた城域は南北約2.5km、東西約1.0km、面積は約252.6haにおよび、一帯は「城山」と呼び親しまれています。山上から山麓までの自然地形を巧みに利用し、七尾の地名の由来となった七つの尾根筋を中心に多数の曲輪(屋敷地)を連ね、山麓には城下の町並みが形成され京風の能登畠山文化が華やぎました。
天正5年(1577)の上杉謙信の攻撃によって落城、169年にわたる畠山氏の領国支配の幕が閉ざされました。落城後の七尾城は、一時、上杉方が入り、その後、天正9年(1581)に織田信長から能登一国を与えられた前田利家が入城します。天正10年(1582)から17年(1589)頃に港に近い小丸山での新たな築城により、七尾城は城としての機能を失うこととなりました。

※七尾城跡散策ガイドより引用

 
 概要  山城
 別名  松尾城
 築年/廃年  不明/天正17年(1589)
 築城主  不明
 歴代城主  能登畠山氏→鰺坂長実~前田利家→利常
 所在地  石川県七尾市古城町
 最寄り駅  JR七尾線 七尾駅 市内巡回バス「まりん号」東回りで約13分「城山の里」下車、本丸まで徒歩約60分
 最寄りIC  ―
 駐車場  有(無料) 七尾城本丸駐車場
 休館日  毎週月曜日(祝日の場合は翌日)・冬期休館(12月11日~3月10日)
 スタンプ設置場所  七尾城史資料館
(12月11日~3月10日は七尾市教育委員会文化財課(七尾市役所内))
月曜が休館日だが玄関の郵便受けにスタンプがある
 ウェブサイト  七尾市HP


  周辺の地図



  七尾城の見どころ・その他情報
 2018年10月29日に訪問したのですが、なんと本丸北側駐車場までの道路が途中から通行止めとなっていて車で本丸北側駐車場までいけませんでした。これは豪雨と台風21号の影響で土砂崩れが発生したためだそうです。HPの案内では復旧のめどが立っていないのでこれから登城される方は注意してください。なので通常のルートで登城ですることにしましたが、15時を少し過ぎていたので暗くなる前に大急ぎで登城しました。途中写真を撮りながら三十数分で桜馬場石垣まで到着。すると目の前に写真で見ていたあの石垣が。皆さんが感じられたのと同様にあの石垣は見応えありました。普通の石垣とは違った感覚でした。今度はしっかり晴れた日に来てみたいと思いました。ただ、曇っていても本丸跡からの七尾湾の眺めはよかったです。

 見どころ

 ◆本丸北側の石垣
 ◆桜馬場北側の石垣
 ◆本丸跡
 ◆堀切
等が見どころとなります。

 観光スポット

 能登島水族館 ジンベエザメなど能登半島近海に生息・回遊してくる魚を中心に飼育・展示しています。 イルカ・アシカショーをはじめ、ラッコのお食事、ペンギンのお散歩、マダイの音と光のファンタジアなどのイベントが多く、時間が経つのも忘れてしまうくらい。エサやり体験やイルカなどの生きものとのふれあいもできる参加型水族館です。
※能登島水族館HPより引用
石川県能登島ガラス美術館 石川県能登島ガラス美術館 石川県能登島ガラス美術館は1991年に開館した美術館であり、世界各国の現代ガラス作家の造形作品を中心に400点近くの作品を収蔵しています。
※石川県能登島ガラス美術館HPより引用 
七尾城史資料館 七尾城跡や城下から出土した日常用具や天目茶碗、水晶製五輪塔型舎利容器、銅板線刻清涼寺式釈迦如来立像をはじめ、城主愛刀、長槍、螺鈿の鞍などの武具類や城主の書簡も展示され、戦国時代の庶民や武家の生活の一端を知ることができます。
※七尾市HPより引用 
小丸山城(小丸山公園) 加賀藩祖前田利家により、七尾湾を見渡す小高い丘に築かれた小丸山城の跡地です。現在では、池や石碑のある庭園として整備され、市民に広く親しまれていまれており、七尾城下を見守るようにして「利家とまつ」像が建っています。春は桜、初夏はツツジの名所として、花見や散策などが楽しめます。
※ほっと石川旅ねっとHPより引用

 イベント

 毎年9月、日本の中世5大山城の一つに数えられる七尾城の往時を偲び、100人を超す参加者が朗吟を競う全国詩吟大会をはじめ、剣舞・太鼓・ちびっこ演技等の奉納演舞、お茶会、歴史探訪等多彩な行事が催されます。

     







Copyright © oshirofan.club All Rights Reserved.