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小田原城
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  日本100名城・・・・・No.23 小田原城
 小田原城は、15世紀中頃に大森氏が築いた城を前身とし、北条早雲(伊勢宗瑞)に始まる小田原北条市の本拠となって以降、関東支配の拠点として整備されました。そして、豊臣秀吉との小田原合戦を前に周囲9kmにおよぶ総構を構築日本最大級の城郭となりました。北条市滅亡後には、徳川家康の家臣である大久保氏が城主になります。小田原城は、北条時代の姿を継承しつつも、改修されながら用いられていきますが大久保氏の改易により破却されることになりました。その後、稲葉氏が城主となりますが、寛永10年(1633)の地震により、城も城下も壊滅的な被害を受けます。そのため、稲葉氏は小田原城を大規模に改修し、小田原城は現在見られるような近世城郭としての姿に生まれ変わりました。明治維新を迎えると、明治3年(1870)に小田原城は廃城となり、建物は解体・売却されます。城跡は陸軍省の管轄を経て御用邸として用いられることとなりますが、大正12年(1923)の関東大震災を期に神奈川県・小田原町(小田原市)へと払い下げられることになりますた。
現在、小田原城の本丸・二の丸の一帯に相当する城跡公園は国指定史跡・都市公園に指定されており、往時の姿を取り戻すよう整備が進められています。

※お城のパンフレットより引用

 
 概要  平山城
 別名  小峰山城
 築年/廃年  応永24年(1417)/明治以降
 築城主  大森頼春
 歴代城主  大森頼春~藤頼→北条早雲→氏綱→氏康→氏政→氏直→大久保忠世~稲葉氏→大久保氏
 所在地  神奈川県小田原市城内
 最寄り駅  JR東海道線・東海道新幹線・小田急小田原線 小田原駅 徒歩約10分
 最寄りIC  東名高速道路 大井松田IC 国道255号線経由
 駐車場  有(有料)小田原城周辺駐車場
 休館日  天守閣 12月第2水曜日 12月31日~1月1日
 歴史見聞館 12月31日~1月1日
 城跡は随時見学可能
 スタンプ設置場所  天守閣、歴史見聞館
 ウェブサイト  小田原城


  周辺の地図



  小田原城の見どころその他情報
 北条早雲(伊勢盛時)が小田原城を奪取して以来北条氏は5代続きましたが秀吉の小田原攻めで滅んでいます。(実際は氏直のみ生きて高野山へ)その後養子であった氏盛が河内狭山藩の初代藩主となり後に徳川家康に仕えます。小田原城内には、常盤木門SAMURAI館とNINJA館(歴史見聞館)があり音や映像で小田原城や北条氏の歴史を体験できたり、刀や甲冑の展示があり武士の心に触れることができます。城内には石垣や土塁などの遺構がありますが城外には三の丸外郭新堀土塁や小峰御鐘ノ台大堀切東掘は全国最大規模の大堀切で一見の価値ありです。

 見どころ

 ◆常磐木門
 ◆銅門
 ◆天守
 ◆馬出門
 ◆御用米曲輪
 ◆三の丸外郭新堀土塁
 ◆小峰御鐘ノ台大堀切東掘
等となります。

 観光スポット

 小田原城歴史見聞館 小田原城の始まりから現在、そして小田原北条氏の歴史を、模型・音声・映像などで分かりやすく紹介。
清閑亭 明治時代に活躍した黒田長成(ながしげ)侯爵の別邸として、1906年に建てられました。
報徳二宮神社 小田原城に隣接する報徳二宮神社。二宮(金次郎)尊徳を祀る神社です。
 外郎(ういろう)博物館 広関東大震災にも耐えた明治18年築の家蔵を利用しており、独特なおもむきがあります。館内は外郎家がこれまでに使用してきた品々や、モノを大切にする日本人の文化をご紹介しており、歌舞伎十八番「外郎売」との関係などガイド付きでご案内。
石垣山一夜城歴史公園  豊臣秀吉が小田原合戦の本営とした城の跡地。一夜のうちに城を出現させたように、築城したという伝承に基づいて、この名がつきました。

 イベント

 小田原市最大の観光イベントの小田原北条五大祭りが毎年5月3日に開催され、総勢1,800名の武者隊・鉄砲隊を中心に音楽隊・まち衆隊の大パレードが市内を勇壮に練り歩きます。

 書籍

  小田原城天守内売店で書籍を販売しています
 <書籍の内容について>
  小田原城天守閣
   常設展示室や企画展示室で展示された、戦国時代や江戸時代の小田原城の紹介や北条初代早雲から5代氏直に関することなど絵図や写真を用いて説明している書籍になります。


     







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