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  続日本100名城・・・・・No.176 一宮城
 一宮城は徳島市の南西部、鮎喰側右岸にある東竜王山系の尾根先端に位置する中世山城です。南北朝時代の延元3年(1338)に小笠原長宗によって築城されたと伝えられ、その後天正7年(1579)に土佐の長宗我部元親が侵攻するまで、小笠原氏の末裔である一宮氏が代々居城としていました。一宮城跡は眼下に鮎喰川を望み、また背後は急峻な山地に囲まれた天然の要害です。標高144mの本丸を中心に、明神丸、才蔵丸、小倉丸、椎丸、水の手丸などの曲輪やそれらを防御する竪堀、土塁などが東西800m、南北500mの範囲の尾根筋上に配置されており、徳島県最大の規模と堅牢さを誇ります。なお、本丸から北東へ500mの平地部にある寄神社周辺には、御殿居とよばれる居館跡推定地が広がっています。天正13年(1585)には蜂須賀家政が入城し、阿波支配の拠点として大改修を開始したものの、翌年徳島城に本拠を移すことになります。その後、一宮城は阿波九城と呼ばれた支城のひとつとなりますが、元和元年(1615)の一国一城令を受けて廃城となります。

※お城のパンフレットより引用

 
 概要  山城
 別名  ―
 築年/廃年  暦応元年(1338)/元和元年(1615)以降
 築城主  一宮(小笠原)長宗
 歴代城主  一宮長宗~成助→谷忠兵衛・江村親家→蜂須賀家政→益田長行
 所在地  徳島県徳島市一宮
 最寄り駅  JR高徳線 徳島駅より路線バス/徳島バス「一の宮札所前」→徒歩1分で登城口
 最寄りIC  徳島自動車道藍住IC 県道1号線→国道192号線→県道21号線
 駐車場  有(無料) 県道沿いに2台以上駐車できる駐車場あり
 休館日  なし
 スタンプ設置場所  一宮城跡登山口説明板横
 ウェブサイト  徳島市観光サイト


  周辺の地図



  一宮城の見どころその他情報
 訪問前に駐車場が一宮神社に2台ほどのスペースがあると調べていましたが、訪問した際県道沿いに2台以上駐車できる一宮城専用の駐車場ができていました。駐車場から少し西に向かい左に曲がるとすぐに登城口があります。説明版がありその下に続100名城のスタンプがあり御城印や缶バッジの販売も行っています。(缶バッジを購入しました。100円です)もちろんスタンプも押してさぁ登城です。しばらく階段を登ると最初に竪堀があり、そこそこの竪堀でした。続いて曲輪(名前はわかりません)があり次に左手下に倉庫跡、新正屋敷跡の看板が見えてきましたが、降りられそうにないと判断し断念です。しばらく登ると堀切がありその左手に才蔵丸と虎口があります。才蔵丸はちょっと細長い曲輪ですが見渡しがよく眼下に鮎喰川の流れが見て取れます。才蔵丸から西に進むとまた竪堀があり見学後明神丸に向ます。才蔵丸でもそうですが明神丸でも眼下に鮎喰川を見ることができさらに天気がよければ淡路島まで見ることができます。明神丸から帯曲輪を経ていよいよ本丸です。本丸の石垣はなかなか見事です。ただ一部崩れたヶ所があり周りを一周することができませんでした。本丸を出て次は小倉丸を目指すのですがその前に城内最大規模の堀切があります。花畑という看板もありその当時花を植えて観賞していたのでしょうか。さらに進むと小倉丸の虎口があり中に入りますが、土塁が周囲に巡らされており櫓台跡までありました。次は椎丸を目指しますがその前に竪堀や土塁があり、土塁上を歩いていきます。そして椎丸に着きますが、椎丸は比較的小さな曲輪でした。次は水ノ手丸ですが、ここも比較的小さな曲輪ですがしっかり土塁で固めてましたね。陰滝に向かうのですが、途中「鎖を持って降りましょう」という表示がありますでの滑って転げないように鎖を持って降りましょう。陰滝には水は流れていませんが少し湿っているような感じだったので雨が降れば水も流れるのでしょうね。あとは下まで降りますが、下にはしだれ桜の木があり桜の頃は綺麗な桜を見ることできるのでしょう。近くに住んでる人がうらやましいです。

 見どころ

 ◆石垣
 ◆曲輪
 ◆竪堀
 ◆堀切
 ◆陰滝
等が見所となります。

 観光スポット

 阿波おどり会館 世界に誇る徳島の阿波おどりが年間を通して楽しめる施設です。1番の目玉は阿波おどりホールです。ここでは、専属連の阿波おどりを堪能し、その後一緒に踊ることができます。また、阿波おどりの歴史が楽しみながら学べる阿波おどりミュージアムや、徳島のお土産が揃う徳島県立物産観光交流プラザもあります。5階は、眉山ロープウェイ山麓駅になっています。
※徳島県観光協会HPより引用
一宮神社 阿波藩主2代至鎮の産宮として尊信を受けたといわれ、本拝殿も藩主の建立によるもの。阿波の祖神・大宜津比売命祭神とする江戸初期のものである。
※徳島県観光協会HPより引用 
徳島県立阿波十郎兵衛屋敷 人形浄瑠璃「傾城阿波の鳴門」のモデルとなった江戸時代の庄屋、板東十郎兵衛の屋敷跡で、国の重要無形民俗文化財「阿波人形浄瑠璃」をお楽しみいただけます。徳島県内の神社の境内に数多く残る野外劇場「農村舞台」をモデルにした開放的な舞台では、毎日人形浄瑠璃を上演しています。また人形の頭や衣装、太夫、三味線の道具などの展示や映像を通じて、阿波人形浄瑠璃の歴史を知ることができます。
※徳島県観光協会HPより引用 
徳島城 市の中央にそびえる城山は、形がイノシシに似てることから「猪の山」といわれ、また、その地勢が中国の謂水の風景に似ているので「謂津」とも名付けられた。この城は細川頼之が築城したが、その後、三好・長曽我部を経て天正13(1585)年に蜂須賀家政が入り、これを修築し阿波の本拠となった。南東に、復元された鷲の門や木橋に架け替えられた数奇屋橋、徳島城博物館などから、昔日の面影をしのぶことができる。
※徳島県観光協会HPより引用
徳島ガラススタジオ  吹きガラスの製作見学、サンドブラストと呼ばれる手法でガラスに砂を吹き付け、自分の好きなデザインや文字がつけられる。販売もある。
※徳島県観光協会HPより引用

 書籍

徳島城博物館とはこらいふ図書館で書籍を販売しています。
 <書籍の内容について>
  一宮町の位置と地理的環境や歴史的環境に始まり一宮城の遺構について縄張り図、絵図に写真を用い詳しく解説してあります。また一宮城周辺の諸氏との関係や一宮氏一族についても解説があります。

     






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