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  続日本100名城・・・・・No.175 勝瑞城
 南北朝時代、足利尊氏の命によって阿波に入った細川氏は、当初秋月(現在の阿波市土成町秋月付近)に守護所を構えますが、その後、勝瑞に守護所を移します。守護所の勝瑞への移転時期はいろいろな説がありますが、現在のところ15世紀前葉と考えられています。阿波細川家は、管領である細川本宗家有力な庶流として幕府の政治にも関与するなど、畿内を中心に活躍しました。しかし、細川本宗家の家督争いによる内紛が勃発し、細川一族は衰退にむかうことになります。その中で頭角を現してくるのが三好氏です。三好氏は、畿内っで活躍する細川氏を特に軍事面で助け、やがて主家の管領細川氏を滅ぼして、戦国大名として自立し、畿内で最も有力な大名に成長します。長慶の時には最大で阿波・讃岐・淡路・摂津・河内・和泉・山城・大和・丹波・播磨にまでその勢力は及びました。長慶が畿内で活躍する頃、阿波三好家の当主であった実休は、天文22年(1553)に守護持隆を自害に追い込み実質的に阿波の実権を握るようになります。永禄3年(1560)には長慶の命で河内高屋城に移り、河内南部や和泉方面も勢力下の収めます。さらに、永禄5年4月には御相伴衆となりその存在がますます大きくなりますが、永禄5年3月、和泉久米田の合戦で戦死しました。実休の跡を継いだ長治は、細川真之を擁立した反三好勢力に追い詰められ、天正5年81577)に長原(板野郡松茂町)の地で自害、さらにその跡を継いだ在保は天正10年(1582)の長宗我部氏の勝瑞侵攻を受け讃岐へ退きました。このことにより、勝瑞では三好氏の時代が終わり、同時に細川氏の守護所として、また三好氏の戦国城下町として発展した町も終わりを告げることとなりました。

※お城のパンフレットより引用

 
 概要  平城
 別名  阿波屋形、下屋形、勝瑞屋形
 築年/廃年  鎌倉時代か貞治2年(1363)/天正10年(1582)
 築城主  小笠原長清か細川詮春
 歴代城主  細川詮春~成之→義春→之持→持隆→三好義賢→長治→十河存保
 所在地  徳島県板野郡藍住町勝瑞
 最寄り駅  JR高徳線 勝瑞駅 徒歩約10分
 最寄りIC  高松自動車道 板野IC 県道1号線→県道14号線(約15分)
 徳島自動車道 藍住IC 県道1号線→県道14号線(約15分)
 駐車場  有(無料) 
 休館日  12月29日~1月3日(勝瑞発掘現場事務所の休館日 城跡は随時見学可能)
 スタンプ設置場所  勝瑞発掘現場事務所(居館跡)
 武田石油(第2・第4日曜定休)
 ウェブサイト  徳島県観光情報サイト


  周辺の地図



  勝瑞城の見どころその他情報
 一宮城から勝瑞城に向、県道14号線を走行していると左手に勝瑞城の幟が見えてきたのでここが勝瑞城と思い細い道を左折して入って行くとそこが見性寺(勝瑞城)でした。車が入っていいのかなと思いながら駐車させていただきました。境内には三好氏のお墓があったり、土塁や矢竹に堀などがありましたが、遺構が少ないせいか城跡という感じはあんまりしなかったです。勝瑞城は平城跡と居館跡がセットで2007年に国の史跡に指定されており、同様にセットで続100名城に選ばれています。次にその居館跡に向かいます。県道14号線の向側にあり、広い敷地内で発掘調査がされています。居館跡には、壕跡や礎石建物跡、枯山水庭園跡等があります。居館跡は広いので敷地内で子供たちが遊んでいましたね。公園化しているような感じです。
居館跡の駐車場は、県道14号線の勝瑞城より約100m西方にあるガソリンスタンドの手前から入るとあります。居館跡内を散策していて発見しました。

 見どころ

 ◆土塁
 ◆水堀
 ◆壕
 ◆礎石建物跡
等が見所となります。

 観光スポット

 第2番札所極楽寺 寺を開創したのは行基菩薩と伝えられる。本尊は阿弥陀如来である。弘法大師の作である本尊の阿弥陀如来坐像は特に容姿が美しく、明治44年(1911年)国の重要文化財に指定された。
※徳島県観光協会HPより引用
大日寺 当山は弘法大師の開基と伝えられる。大師が「此の地は霊域ならば一宇を建立すべし」との大日如来のお告げによって、大日如来を刻んで本尊として建立し大栗山花蔵院大日寺と号したといわれる。後、現在の所に移り一宮神社の別当となり、本地仏として十一面観世音菩薩を本尊としたが、天正の兵火に焼かれて荒廃していた。
※徳島県観光協会HPより引用 
あすたむらんど徳島 子ども達が遊びや体験を通して、科学する心を育てる参加体験型、自然活用型の施設です。体験型の大型公園である「あすたむらんど徳島」の中核施設としてオープンしました。「科学技術と自然環境との調和」を共通のテーマとして、3つの展示テーマ別に科学展示装置を配し、また幼児コーナーや屋外展示、プラネタリウムも備えています。敷地内には2021年10月に「徳島 木のおもちゃ美術館」もグランドオープンしました。
※徳島県観光協会HPより引用 
徳島城 市の中央にそびえる城山は、形がイノシシに似てることから「猪の山」といわれ、また、その地勢が中国の謂水の風景に似ているので「謂津」とも名付けられた。この城は細川頼之が築城したが、その後、三好・長曽我部を経て天正13(1585)年に蜂須賀家政が入り、これを修築し阿波の本拠となった。南東に、復元された鷲の門や木橋に架け替えられた数奇屋橋、徳島城博物館などから、昔日の面影をしのぶことができる。
※徳島県観光協会HPより引用
落合ブルーベリー園 徳島県の北部の板野町にある小さな農園でブルーベリーをはじめ、季節の果実、野菜などを育てています。田舎のおばあちゃんちに遊びに来たようなアットホームな自然農園です。
※徳島県観光協会HPより引用


     






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