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  続日本100名城・・・・・No.127 要害山城
 要害城は、永正17年(1520)に武田信虎が築いた山城です。居館と政庁を兼ねた武田氏館(つつじガ崎館)に対し、緊急時に立てこもる詰めの城としての役割を担っていました。信虎・信玄・勝頼と三代にわたって使用され、武田氏滅亡後も修築・再整備されましたが慶長5年(1600)に廃城になりました。城には、山腹から主郭にいたる通路に沿って、枡形虎口や郭が複雑かつ連続的に付設されているほか、竪堀や堀切を要所に設けて防御を固めています。山頂に置かれた長方形の主郭は、東西73m、南北22mと広く、比較的規模の大きな建物が存在したものと推定されています。また、要害山南東に位置する痩せ尾根には熊城と呼ばれる支城があり、深い堀切で区切られた小郭が連続的に配されています。特徴的なのは東南斜面に見られる十数本の畝城竪堀で、武田氏の築いた城郭には珍しい防御施設です。要害山南麓には、根古屋の地名が残っていますが、これは城番を勤める武士の屋敷が置かれた所です。要害山は、本城、支城ともに遺構の保存状態がきわめて良く、また築城者、築城時期、城主(城番)等が記録に残されていつなど、戦国期の山城の様相を今日に伝える貴重な史跡です。

※お城のパンフレットより引用

 
 概要  山城
 別名  要害城、積翠山城
 築年/廃年  永正17年(1520)/慶長5年(1600)頃
 築城主  武田信虎
 歴代城主  武田信虎→信玄→勝頼
 所在地  山梨県甲府市上積翠寺町
 最寄り駅  JR中央線甲府駅北口から山交バス2番のりば、積翠寺行きに乗車
 「積翠寺」下車、徒歩約10分
 最寄りIC  中央自動車道 甲府南IC 県道3号線→県道5号線
 →県道31号線経由
 駐車場  有(無料)県道31号線路肩
 休館日  月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始
 スタンプ設置場所  藤村記念館
 ウェブサイト  甲府市HP


  周辺の地図



  要害山城の見どころその他情報

ホテルから31号線で北上し武田氏館の前を通りさらに北上すると右手に要害山の看板が見えその先に駐車スペースがあり駐車します。看板の指す方へ行くと石の立派なモニュメントがあり、そこに要害山のMAPと説明書きがあります。MAPを確認して登城です。山城なので当然山道を登るのですが、朝の8時頃だったので誰もいません。(一人で登城です)ひたすら登るとやっと竪堀跡と土塁が現れます。ここから門跡、曲輪、不動曲輪、門跡と曲輪と門跡が交互に現れる感じで4つ目の門跡の次が主郭です。わりと広くて、「武田信玄公誕生之地」という石碑があり、石碑の下に小さく東郷平八郎書と書いてありました。あの東郷さんが書いたものを彫ったのでしょうか。主郭の地面は猪が掘ったのでしょうか、あちこちで掘り返したあとがあり見た感じではたくさんいるような気がしました。さらに奥へ進むと、門跡、堀切、竪堀、曲輪、門跡、竪堀と続きます。堀切の先にある竪堀は畝城竪堀になっているような感じでした。最後の竪堀の奥は進めそうになかったので引き返すことにしましたが朝が早かったので、下山途中に3名の方々としかすれ違わなかったです。要害山城には比較的良好に遺構が残っていますので見応えはあると思います。後日、どこかのホームページを見ていると要害山に熊が出るとか書いてあったのですが、出くわさなくてよかったと思った次第です。念のため、熊よけの鈴をつけて登城されるのがよいと思います。

   

 見どころ

 ◆竪堀
 ◆土塁
 ◆門跡
 ◆堀切
等が見所となります。

 観光スポット

武田氏館 武田信虎が永正16年(1519)に築き、天正9年(1581)まで信虎、信玄、勝頼がその本拠としたもので、東西284m、南北193mの内郭に土塁・堀をめぐらしている。内郭は東、中、西の曲輪に分かれ、これに北曲輪、南に梅翁曲輪がついたものであった。城というよりも代表的な居館であり、武田氏の盛時、信玄はここで8ケ国にまたがる政治・軍事の主導権を握った。いまは、土塁・堀・石垣などが残され、当時の本丸付近に武田神社がある。
※全国観るなびHPより引用
山梨ワイン王国 山梨のワイナリー16社のワインを扱っている山梨ワイン王国。ここワイン王国でしか味わえないオリジナルワインの試飲もできます。ワインの苦手な方やお子様には、ポリフェノールがたっぷり入った「無添加ぶどう果汁」の試飲もできます。美味しいワインを味わいながら施設の2階ギャラリーでは、ワインの豆知識・ワインの歴史も一緒に楽しめます。
※甲府観光ナビHPより引用 
藤村記念館 国の重要文化財に指定されているこの建物は、甲府の公共建築や街並みの洋風化・近代化を進めた山梨県令の藤村紫朗の記念館です。藤村氏が積極的に奨励した擬洋風建築で、県内では藤村式建築と呼ばれています。もとは学校の校舎とし1875年(明治8)に建てられたもので、現在は、藤村紫朗の遺品や教育関係の資料を展示しています。
※甲府観光ナビHPより引用 
昇仙峡 御岳昇仙峡は甲府市の北部に位置する渓谷です。 国の特別名勝にも指定されており、「日本一の渓谷美」といわれています。覚円峰をはじめとした、長い歳月をかけて削り取られた断崖や、奇岩・奇石が至るところに見られ、秋にはその白い岩肌と赤や黄色に紅葉した木々のコントラストが絶景を作り出します。清澄で豊富な水の流れをみることができ、渓谷沿いに整備された遊歩道では、四季折々で変化に富んだ渓谷美を間近で楽しめます。
※甲府観光ナビHPより引用
山梨県立美術館 1978年の開館以来「ミレーの美術館」として親しまれている山梨県立美術館。70点ものミレー作品を所蔵する美術館は世界でも他に類を見ず、代表作である『種をまく人』をはじめ、『落ち穂拾い、夏』や”幻の名作”と呼ばれる『角笛を吹く牛飼い』など、教科書にも載るような名画を見ることができます。
※甲府観光ナビHPより引用


     






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