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  日本100名城・・・・・No.97 鹿児島城
 鹿児島(鶴丸)城は、初代藩主島津家久があ、関ヶ原の合戦直後の慶長6年(1601)頃築城を始め、慶長末(1615)頃にほぼ完成したとされています。
城の正式な名称は「鹿児島城」で、「鶴丸城」の呼称は、背後の城山が、鶴が舞っているように見え、鶴丸山と呼ばれたことに因むと江戸後期の「三国名勝図会」に記されています。
本来の鹿児島城は、背後の山城(上之山城)と麓の居館からなり、江戸時代前半の絵図では、山城部分の曲輪を本丸、二丸(二之丸)とし、麓の居館は、居所(居宅)と記しています。
江戸時代を通じて藩政の中心を担ったのは麓の居館部分で、江戸時代後半には、現在黎明館のある三方を石垣と濠に囲まれた藩主の居館を本丸、その西側を二之丸と呼ぶようになりました。
また、天明5年(1785)から、8代藩主島津重豪により、二之丸の整備拡大が図られました。
その後、明治に入り、明治2年(1869)に知政所となり。明治4年(1871)の廃藩置県で12代藩主島津忠義が去るまで、270年余り島津氏の居城として近世鹿児島の発展の中心でしたが、本丸は明治6年(1873)の火災で、二之丸は明治10年(1877)も西南戦争で焼失しました。

※お城のパンフレットより引用

 
 概要  平城
 別名  鶴丸城、府城、御館
 築年/廃年  慶長7年(1602)/明治以降
 築城主  島津忠恒(家久)
 歴代城主  島津忠恒→光久~吉貴~斉彬→忠義
 所在地  鹿児島県鹿児島市城山町
 最寄り駅  JR鹿児島駅 徒歩15分
 最寄りIC  九州自動車道 鹿児島IC 県道24号経由
 駐車場  有(無料)黎明館駐車場
 休館日  黎明館の休館日(城跡は随時見学可能)
 月曜日(国民の祝日の時は翌日)
 毎月25日(土曜日・日曜日のときは開館)
 12月31日から1月2日
 スタンプ設置場所  黎明館
 ウェブサイト  黎明館


  周辺の地図



  鹿児島城の見どころその他情報
 明治6年(1873)の火災で焼失した御楼門が復元される計画があり、2020年完成を目指して進められているそうです。
また、御角櫓も復元する予定ですが、こちらは基礎部分となる石垣の修復を慎重に進める必要があるため現在継続的な地下水位調査等を実施しているそうです。
復元されたら訪れる人が増えるかもしれません。

 見どころ

 ◆御楼門と弾痕
 ◆御角櫓跡
 ◆庭園状遺構
等が見所となります。

 観光スポット

 仙巌園 万治元年(1658)に19代島津光久によって築かれた島津家の別邸です。28代島津斉彬もこよなく愛し、篤姫など多くの人を魅了しました。桜島を築山に、錦江湾を池に見立てた雄大な景観を楽しむことができます。およそ1万5千坪の広大な庭園には、四季折々の花々が咲き誇り、島津家の歴史を伝える史跡が数多く残されています。
※鹿児島県観光サイト「かごしまの旅」HPより引用
桜島 鹿児島のシンボルといわれる桜島は、北岳・南岳と2つの火山が合わさる複合活火山で、今も噴煙を上げ灰を降らせている世界的な火山です。桜島港近くにある桜島ビジターセンターでは、歴史に残る噴火の様子と地形の変化など桜島のすべてについて見ることができます。
※鹿児島県観光サイト「かごしまの旅」HPより引用
維新ふるさと館 甲突川河畔にある維新ふるさと館は、幕末から明治維新に活躍した西郷隆盛や大久保利通などの出身地であり、「維新のふるさと」とも言える加治屋町に位置しています。近代日本の原動力となった鹿児島の歴史や先人たちの偉業などを、映像・ジオラマ(模型)・ロボットなどハイテク技術を使った多彩な展示・演出によって、楽しく分かりやすく紹介しています。
※鹿児島県観光サイト「かごしまの旅」HPより引用
尚古集成館 尚古集成館(本館)は、1865年に船などの金属加工のための工場として竣工した、現存する最古の洋風工場建築物です。2015年には「明治日本の産業革命遺産」の 構成資産として、世界遺産に登録されました。
※鹿児島県観光サイト「かごしまの旅」HPより引用
西郷隆盛洞窟 明治10(1877)年2月、鹿児島城下を出発した薩軍ですが、九州各地で転戦したのち、8月に解散。その後西郷隆盛の一行は九州の山間地を越えて鹿児島を目指し、9月1日、再び城下に戻り、城山に立て籠もりました。西郷が最後の五日間を過ごしたのがこの洞窟と伝えられています。
※鹿児島県観光サイト「かごしまの旅」HPより引用
鹿児島県立博物館 南北600kmに渡る本県の豊かで貴重な自然を総合的に紹介する自然史系博物館で、昭和28年3月に設立された歴史ある施設です。
※鹿児島県観光サイト「かごしまの旅」HPより引用
鹿児島県歴史資料センター 黎明館 島津家の居城鹿児島城(鶴丸城)の本丸跡に建てられた県の歴史資料センターです。鹿児島の歴史民俗や文化遺産に関する展示・研究が行われており、貴重な文化遺産が15万5千点も収蔵されています。
※鹿児島県観光サイト「かごしまの旅」HPより引用

 お知らせ

 鹿児島城にあった御楼門(大手門)を復元しようと復元プロジェクトが立ち上がったそうです。
日程等まだわかりませんが完成すると、今と違った感じになるでしょうね。


     






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