宇和島城は湾頭の丘陵に築かれた平山城で、慶長元年~6年(1596~1601)に藤堂高虎によって築城され寛文2年から5年にかけて伊達宗利により大改修されたものである。
天守は独立式で3層3階本瓦葺、白壁の総塗りごめ造りで荘重である。
正面最上階の屋根に唐破風、二層に大型の千鳥破風、その下に二つの千鳥破風を並べ、最下位層にこれら総てを受けた玄関に大型の唐破風がある。
これらは、各層の屋根とよく調和して、美しい姿と安定感をもち、江戸時代初期の貴重な天守となっている。
なお、上り立ち門や、二の丸・藤兵衛丸・長門丸・代右衛門丸などの石垣遺構もよく保存されている。
※入場券の案内より引用
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概要 |
海城 |
別名 |
丸串城・鶴島城・板島城 |
築年/廃年 |
天慶4年(941)・慶長元年(1596)/明治以後 |
築城主 |
橘遠保・藤堂高虎 |
歴代城主 |
橘遠保~家藤信種→西園寺宣久→持田右京~藤堂高虎→富田信高→藤堂良勝→伊達秀宗~宗徳 |
所在地 |
愛媛県宇和島市丸之内愛媛県大洲市大洲 |
最寄り駅 |
JR予讃線 宇和島駅徒歩25分 |
最寄りIC |
宇和島道路 宇和島朝日IC 県道274号線・国道56号線経由 |
駐車場 |
有(有料)桑折長屋門前駐車場 |
スタンプ設置場所 |
宇和島城天守 |
休館日 |
年中無休 |
ウェブサイト |
宇和島市HP |
宇和島城は伊達政宗の孫の宗利が藤堂高虎が築いた城を修築したものです。
伊達十万石の城下町のシンボルとなっており、古城の雰囲気を漂わせる石垣郡や石段、井戸なども残っています。城山の自然と天守からの眺望も見逃せません。
見どころ
◆天守
◆上り立ち門
◆山里倉庫
◆石垣
等が見所となります。
駐車場
宇和島城周辺駐車場も少なく、桑折氏武家長屋門前周辺に下記駐車場があります。
①城山下駐車場(45台)
②中央町駐車場(100台)
観光スポット
宇和島市立伊達博物館 |
宇和島市制施行50周年の記念事業として昭和49年に伊達家屋敷跡に建設された伊達博物館。館内は3つの展示室に分かれていて、歴代藩主の薫り高い文化遺産約4万点を年2回展示替えし、一般に公開しています。年に1回は特別展が企画されます。
※宇和島市観光ガイドWEBSITEより引用 |
宇和島市立歴史資料館 |
明治17 年(1884)に宇和島警察署として建てられ、その後は旧西海町役場として使用されました。当時の愛媛県では先駆的な西洋風建築で、現在は国登録有形文化財に指定されています。 |
天赦園 |
七代藩主、伊達宗紀(むねただ)(春山)が隠居の場所として建造した池泉廻遊式(ちせんかいゆうしき)庭園。名の由来は、伊達政宗が隠居後詠んだ馬上に少年過ぎ 世は平にして白髪多し残躯は天の赦す所 楽しまずして是を如何せん という漢詩から採ったもの。 書院式茶亭である潜渕館(せんえんかん)は、大正11年、昭和天皇陛下が皇太子のころ、天赦園御成の際の御座所にあてられたこともあります。
※宇和島市観光ガイドWEBSITEより引用 |
市営闘牛場 |
闘牛は現在、年5回の定期大会が行われており、小高い丘の上に建てられたドーム形の闘牛場では、直径20メートルの土俵上で1 トンを超える巨大な牛が激突するのを見ることができます。
※宇和島市観光ガイドWEBSITEより引用 |
イベント
伊達なうわじまお城まつりが5月に開催され、秀宗入部伊達五十七騎大武者行列及び伊達なお城下 楽市・楽座にぎわい市などが行われます。
書籍
宇和島城の書籍を販売しています。 書籍案内
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<書籍の内容について>
国指定文化財 宇和島城
はじめに
絵図・写真等の紹介
宇和島城
城山の植物
郷土史年表
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<書籍の内容について>
宇和島城整備計画
序章 計画立案の目的と計画の枠組
第1章 宇和島城の概要
第2章 宇和島城をとりまく環境
第3章 宇和島城の現状
第4章 保存整備の方向性
第5章 保存整備計画
第6章 事業実施に向けて
付-宇和島城古絵図写真一覧
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このお城の書籍
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