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  日本100名城・・・・・No.40 山中城
 山中城は、戦国時代末期の永禄年間(1560年代)に、小田原に本城をおいた後北条氏が築城しました。その後、天正17年豊臣秀吉と不仲となった北条氏政は、秀吉の小田原攻めに備え急遽掘や岱崎出丸等の整備、増築を行いました。しかし翌天正18年(1590年)3月29日、増築が未完成のまま、4万の豊臣軍の総攻撃を受けました。北条軍は4千で、必死の防戦もかいなく鉄砲と圧倒的兵力の前にわずか半日で落城したと伝えられています。このときの城将松田康長、副将間宮康俊、豊臣方の一柳直末等武将の墓が三ノ丸にある宋閑寺境内にあります。400年前の遺構がそのまま復元されている山城は全国的にも非常に珍しいものです。堀や土塁が良く残っており、尾根を区切る曲輪の造成法、架橋や土橋の配置など箱根山の自然の地形を巧みにとり入れた山城の作り方など、目を見張るものがあります。昭和9年(1934年)国の史跡として指定されています。

※お城のパンフレットより引用

 
 概要  山城
 別名  ―
 築年/廃年  永禄年間(1558~1570)/天正18年(1590)以降
 築城主  北条氏康
 歴代城主  北条氏勝
 所在地  静岡県三島市山中新田
 最寄り駅  JR新幹線・東海道線「三島駅」より東海バス 山中城跡下車すぐ(約30分)
 最寄りIC  伊豆縦貫自動車道 三島塚原IC 国道1号線経由
 駐車場  有(無料)
 休館日  月曜日(祭日は営業、翌日休み)・年末年始(案内所・売店の休日 城跡は随時見学可能)
 スタンプ設置場所  山中城跡案内所・売店
 ウェブサイト  三島市観光web


  周辺の地図



  山中城の見どころその他情報

2022年5月20日念願の山中城に登城することができました。以前から緑の映える時期に訪問したくて準備を整えての登城です。山中城は道路を挟んで本丸側と岱崎出丸側に分かれています。どちらから見学しようかと考えましたが、やはり本丸側を後にして岱崎出丸側からにしました。階段を登ってしばらく行くと、かなり広い御馬場曲輪に出て、その近くに出丸御馬場堀があります。この堀が畝堀で、これが有名な堀なんだと感動しました。(本丸側の障子堀を見た時の感動の方が遙かに大きかったですが)そして岱崎出丸から武者溜りにすり鉢状になったすり鉢曲輪を見てすり鉢曲輪見張台に立って下を見るとこちらにも畝堀が結構長い距離で御馬場曲輪方向に延びています。もっと近くで見たかったので進入禁止の所から入って近くで見てしまいました。(関係者の方 すみませんでした)そうそうにその場から離れて売店まで戻り次は本丸側です。三ノ丸の堀からから田尻の池、箱井戸と続きますがこの箱井戸にはしょうぶが植わっており紫と黄色の花を咲かせていました。花を見た後は坂を登って行くと二の丸に到着です。二の丸は結構広く山中城で一番の広さとのことで本丸が狭いのでその機能を分担したのではないかとのことです。本丸と二の丸の間の南側には畝堀があり箱井戸の方に続いています。木橋を渡り本丸に入ると前方に天守台があり右下には兵糧庫跡が見え、兵糧庫跡には柱穴が残っています。階段を登って天守台から北の丸に入りますが三方を土塁に囲まれた結構広い曲輪になっています。この北の丸を囲む堀は豪快で当時より2m以上深かったと想像できるので石垣を用いずこれだけ急峻堀を構築した技術は見事なものですね。北の丸から西の丸方向に歩いていくと左手に元西櫓(小曲輪)があり前方には西の丸があります。この西の丸も土塁に囲まれており山中城が土の城だということがさらに印象付けられます。一端西の丸から二の丸方向に少し戻ってから右手に畝堀を見ながら西櫓に。この西櫓上から見たかった障子堀が見え感動物でした。見学と写真を撮るため西櫓から降りて帯曲輪から休憩所まで右手に見ながら移動です。障子堀を堪能し駐車場まで戻りました。今回訪問した時に、城内の手入れをされてる方が何人もいらっしゃり休憩をされていましたが手入れが行き届いておりすごく気持ちよく見学させていただきました。訪問時にはお声がけできませんでしたが、日々の手入れありがとうございます。今後訪問される方々のためにもこれからも手入れよろしくお願いします。

   

 見どころ

 ◆障子堀
 ◆すり鉢曲輪
 ◆天守台
 ◆土塁
 ◆馬出
等が見所となります。

 観光スポット

三島スカイウォーク 三島スカイウォークは日本一長い吊り橋です。全長400mを誇る吊り橋の上からは、日本一高い「富士山」と日本一深い「駿河湾」の絶景を眺めることができます。施設内には、天井いっぱい広がる花を眺めながら買い物ができるショップ「スカイガーデン」や、三島の特産品を使用した食事をたのしめる「森のキッチン」などもあります。
※箱根ナビHPより引用
沼津港深海水族館 沼津港深海水族館は、2011年にオープンした水族館です。メンダコをはじめとするたくさんの深海生物の水槽や世界初のシーラカンスミュージアムがあります。シーラカンスミュージアムでは、2体の冷凍のシーラカンスと3体の剥製標本を見ることができます。他の水族館とはかなり違った、貴重な展示物がたくさんある水族館です。
※沼津観光ポータルHPより引用 
芦ノ湖 西に富士山を臨み、箱根火山のカルデラ湖である芦ノ湖は、海抜724mに位置し、四季折々の自然の美しさと遊覧船などのレイクレジャーが楽しめるリゾートエリア。「九頭龍神社(本宮)」を参拝する「箱根三社めぐり」でご利益を期待するパワースポットエリアでもあります。
※箱ぴたHPより引用 
箱根関所 元和5年(1619)に設けられた箱根関所は、明治になり廃されましたが、平成19年(2007)に江戸時代の大工・石工技術、資材を踏襲して完全復元され、往時の詳細な姿を見ることが出来ます。
※箱根ナビHPより引用
伊豆フルーツパーク 「伊豆フルーツパーク」は伊豆半島の西側、三島市にある観光複合施設です。主に「いちご」「メロン」「みかん」のフルーツ狩りを楽しめます。
※IZU HACK HPより引用
姫の沢公園 姫の沢公園は、市街地中心部より北西約5キロメートルに位置し、四季を通じて花と緑を楽しんでもらうように造られた自然を基調とした総合公園であり、園内には、四季折々の花木はもとより、アスレチックコースなどが整備され、家族連れで自然に触れ合いながら一日中楽しむことができます。また、平成31年4月にはスポーツ広場の人工芝が新しくなり、サッカー・グランドゴルフなどに利用されています。
※熱海市HPより引用
駒門風穴 富士山の爆発とともにできた溶岩洞窟のひとつで、総延長409メートルと規模も富士山麓では最大級。約1万年前の三島溶岩流によってでき、富士山では最古の溶岩洞窟です。
※my旅静岡HPより引用


     






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