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  日本100名城・・・・・No.33 高岡城
 加賀前田家二代の利長公は、天正13年(1585)から13年間、二上山にあった守山城の城主でした。
慶長3年(1598)に利家公の後を継ぎ当主となり、同10年(1605)には隠居して富山城に移りました。同14年(1609)3月の大火により城を焼失し、当時関野と呼ばれていた地に新しく城をつくることにしました。 高岡城は、キリシタン大名であり、築城の名手として有名な高山右近が縄張(設計)したと伝承されています。利長公は、「詩経」の一節からこの地を「高岡」と名付け、同年9月に高岡城に入城しました。その5年後、利長公は死去し、元和元年(1615)、城は一国一城令により廃城となりましたが、三代利常公は、利長公の意をくみ、城郭の基本構造を残しました。
また、まちにおいては鋳造産業の奨励、布・魚・塩などの物資の集散地とし、城下町から商工業のまちへと転換を図りました。当時城跡は、町民から「古御城(ふるおしろ)」と呼ばれ、現在では、高岡古城公園として市民の憩いの場となっています。

※高岡古城公園HPより引用

 
 概要  平城
 別名  ―
 築年/廃年  慶長14年(1609)/元和元年(1615)以降
 築城主  前田利長
 歴代城主  前田利長
 所在地  富山県高岡市古城
 最寄り駅  JR氷見線 越中中川駅 徒歩4分
 あいの風とやま鉄道高岡駅 徒歩15分
 最寄りIC  能越自動車道高岡IC 国道8号線→国道156号線経由
 駐車場  有(無料) 古城公園駐車場(小竹藪駐車場、北口駐車場)
 土日・祝祭日は高岡市職員駐車場も利用可
 休館日  月曜日(祝・休日の場合は開館し、翌平日休館します)年末年始(12月29日~1月3日)(高岡市立博物館の休館日 お城は随時見学可能)
 スタンプ設置場所  高岡市立博物館
 閉館後は本館入口(屋外)に移動しますので、24時間いつでもご自由に押せます
 ウェブサイト  高岡城


  周辺の地図



  高岡城の見どころ・その他情報
 高岡城跡の特徴は、3つの水濠に囲まれていて、その面積は全体の3分の1を占めています。加賀藩は、城の実質的な保全を図ったため、水濠はほとんど築城時のままに残されていることです。確かに水濠は素晴らしく、ゆったりとして城跡を引き立てているような感じがしました。高岡城跡の別の特徴は、本丸と6つの曲輪(二の丸、鍛冶丸、明丸、三の丸、梅林、御城外)を土橋で結んだ「連続馬出」で、本丸に攻め入る敵はいずれの曲輪を通っても横からの射撃を受けることとなり、非常に防御性の高い構造になります。高岡城跡の市民体育館横の蒸気機関車展示場には田丸城(C58)のようにSL(C11217号)が展示されています。

 見どころ

 ◆水濠
 ◆石垣
 ◆前田利長公像
等が見どころとなります。

 観光スポット

 高岡大仏 富山県高岡市にある、高さ約16メートルの阿弥陀如来坐像「高岡大仏」は、日本三大佛に数えられ昭和8年(1933年)の造立以降、市民から親しまれる象徴的な存在となっており、地元民は敬意を込めて「だいぶっつぁん」(『大仏様』を表す呼称)」と呼んでいます。
※高岡大仏HPより引用
 射水神社 射水神社の祭神「瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)」は、伊勢神宮に祀られる天照大神の孫神様。「二上神」とも称され、稲作文化を日本全土に広めたという経緯から、五穀豊穰や商売繁栄の守り神として人々に崇敬されてきました。
※射水神社HPより引用 
高岡市立博物館 高岡市立博物館 国指定史跡「高岡城跡」(高岡古城公園)内に立地し、昭和45年6月に開館しました。郷土の歴史・民俗・伝統産業に関する資料を収集保管し、調査研究・展示活動を基本に、講演会等を実施しています。
※高岡市立博物館HPより引用 
 瑞龍寺 高岡の開祖、加賀前田家2代当主前田利長の菩提寺であり、曹洞宗の名刹です。3代当主前田利常の建立で、1997年に山門、仏殿、法堂が建造物として国宝に指定されています。
※とやま観光ナビHPより引用

 書籍

 高岡市立博物館で書籍を販売しています。

 イベント

 高岡古城公園は日本さくら名所100選に選ばれており桜の時期には桜まつりが開催されます。


     







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