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  日本100名城・・・・・No.32 春日山城
 戦国時代の名将・上杉謙信公の居城として知られる春日山城跡。 国の指定史跡であり、日本百名城にも数えられています。 築城の時期についてはよくわかっていませんが、南北朝時代(約600年前)には既に存在していたようです。ただ、現在見られるような広大な城に整備されるのは後のことで、上杉謙信公・景勝公と堀氏によるものと考えられています。 「城」という字が「土偏」に「成る」と書くように、春日山城はまさに「土の城」であり、複雑な自然の地形を巧みに利用した堅固な城塞は難攻不落の天下の名城といわれました。 現在も、空堀(からぼり・尾根を掘って作る人工的な凹地)や土塁(どるい・土を盛って作った障壁)、大井戸など山城の特徴が残ります。屋敷や空堀が展開する山の裾野に、延長1.2kmにも及ぶ堀と土塁で総構(そうがまえ・防御のため外周を囲った日本の城郭構造)が築かれている点が大きな特徴です。 標高約180mにある本丸跡からは、日本海や頸城平野、それを取り巻く山並みをも一望できます。また、春日山城跡の中腹には、昭和44年の大河ドラマ「天と地と」放映にあたり制作された、上杉謙信公の銅像があります。

※上越観光NaviHPより引用

 
 概要  山城
 別名  鉢ヶ峰城・春日山要害
 築年/廃年  不明/慶長12年(1607)
 築城主  上杉氏
 歴代城主  上杉氏~長尾為景→晴景→景虎(上杉謙信)→景勝→堀秀治→忠俊
 所在地  新潟県上越市大字中屋敷他
 最寄り駅  えちごトキめき鉄道・妙高はねうまライン春日山駅より徒歩約40分
 頸城バス「中屋敷」下車徒歩20分
 頸城バス「春日山荘前」下車徒歩15分
 最寄りIC  北陸自動車道「上越IC」より15分
 上信越自動車道「上越高田IC」より20分
 駐車場  有(無料) 春日山神社下駐車場利用が便利です
 休館日  月曜日(祝日の場合は翌日)、12月1日から2月末日まで冬期休館(春日山城跡ものがたり館の休館日 城跡は随時見学可能)
春日山城跡ものがたり館が冬期休館の時は
火曜日(祝日・休日の場合は翌日)、年末年始(市埋蔵文化財センターの休館日)
 スタンプ設置場所   春日山城跡ものがたり館(12月〜2月は市埋蔵文化財センター)
 ウェブサイト  上越観光NaviHP


  周辺の地図

    
    
  春日山城の見どころその他情報
 ものがたり館を見学しスタンプをゲットした後、すぐ近くに復原された土塁と堀を見学し史蹟春日山城の説明板、埋蔵文化財センターを経由して春日山城に向かう。春日山神社右手から登城し千貫門、空堀、帯郭、虎口まで来るとその先の二ノ丸へは土砂崩れのため通行できなくなっていました。(2020年10月31日現在)なので少し戻って複数の郭で構成されている直江屋敷跡を通り、毘沙門堂に到着。1931年(昭和6年)11月に復元された毘沙門堂には謙信が深く信仰したといわれる毘沙門天像(青銅製、約50cm)が安置されています。実際にあった場所は少し上の石碑のある場所だそうです。御成街道を経てまず柿崎屋敷跡へ行きましたが、ここは春日山城で一番多きな郭の一つで結構広かったです。次に景勝屋敷跡、鐘楼阯、井戸郭を経て、本丸に行くのですが本丸に続く土手に油流の石碑があります。どういう意味なのか調べたところ、急斜面で油を流したように滑り登れないため、名付けられたらしいです。そしていよいよ本丸へと言いたいところですが、先に天守閣阯に寄ってから本丸に到着です。天気もよかったので本丸からの眺めは素晴らしく上越の町が一望できました。そして本丸の下の二の丸へおりて三の丸へ。三の丸には土塁や米蔵阯そして上杉三郎宅阯(景虎)があります。さらにおりると甘粕近江守宅阯がありそこから上を眺めると本丸あたりが紅葉に映えて綺麗に見えましたよ。春日山神社まで戻って社務所をのぞくと、書籍が販売されていたので購入し、『毘』の文字が入った扇子もあったのでこれも購入しました。また、謙信公の銅像の前にある茶店でも書籍が販売されていました。

 見どころ

 ◆切岸
 ◆堀切
 ◆曲輪
 ◆土塁
 ◆本丸
 ◆毘沙門堂
等が見所となります。

 観光スポット

高田城 慶長19年(1614)、徳川家康の六男・松平忠輝公の居城として築かれた高田城。平成5年(1993)に復元された三重櫓は、1・2階が展示室になっており、高田藩ゆかりの資料などが観覧でき、3階の展望室からは、高田公園内が一望できます。また、上野の恩賜公園、弘前城公園とともに日本三大夜桜の一つに数えられています。
※にいがた観光ナビより引用
鮫ヶ尾城 上杉謙信没後の家督争いである「御館の乱」で敗走する上杉三郎景虎が鮫ヶ尾城の井戸付近で自刃し越後を二分する内乱の勝敗が決した地となりました。城内には大堀切が数カ所残っており山城を堪能できます。
林泉寺 上杉謙信公の祖父である長尾能景が、父・重景の菩提を弔うため明応6年(1497)に建立した寺院。ここで謙信公は名僧・天室光育の厳しい教えのもと、7~14歳までを過ごしました。戦国の武将の中でも教養が高く、信仰心が篤い謙信公の素養は、この時期に培われたといわれています。
※にいがた観光ナビより引用 
春日山神社 山形県米沢市の上杉神社より分霊され、謙信公を祭神に祀った神社です。明治34(1901)年に、童話作家・小川未明の父・小川澄晴によって創建されました。日本近代郵便の父・前島密も援助したといわれています。
※にいがた観光ナビより引用
上越市立 水族博物館 うみがたり 飼育数日本一を誇るマゼランペンギンを野生環境を再現したエリアから圧倒的な近さで観察できるほか、雄大な日本海を背景にイルカが豪快なジャンプを魅せるなど、見どころ満載です。
※にいがた観光ナビより引用
上越市立博物館 昭和47年に開館した上越市立総合博物館は、平成30年7月21日(土)、高田城址公園(高田城跡)という立地を生かし、上越市立歴史博物館として再スタートしました。「越後の都」をテーマに、安土桃山時代以降の地域を歴史を解説する常設展示室を整備しました。春日山城・福島城・高田城の三城の変遷やその時代背景、そしてその後の地域の発展の様子を学ぶことができます。
※にいがた観光ナビより引用

 書籍

 謙信公銅像前の茶屋と春日山神社社務所で書籍を販売しています
 <書籍の内容について>
  春日山城めぐり
春日山城の沿革に始まり、春日山城観光のコース説明や
実城などの見どころ説明、城下町の説明が記載されています。
最後に謙信の略年譜が記載されています。
   <書籍の内容について>
  上杉謙信傳
越後長尾家略系図と山内上杉家略系図を示し謙信の生立の説明
から始まり、対武田信玄、対織田信長、対北条氏康などの戦歴が
説明され特に川中島の戦いについてはページを割いています。
この書籍は上杉謙信公研究会が発行していますが
戦略の検討という項目があるのでなかなかおもしろい書籍だと思います。

     






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