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  日本100名城・・・・・No.2 五稜郭

 五稜郭は,函館山から約6km離れた函館市のほぼ中央となる場所にあります。五稜郭という名前がついたように,稜堡(りょうほ)と呼ばれる5つの角があり,星形の五角形となっています。この上には土塁が造られ,また石垣も積まれ,五角形となる土塁と石垣の周りには,水堀があります。さらに,この星形の土塁の南西側には,半月堡(はんげつほ)または馬出塁と呼ばれる三角形状の土塁があり,その周りもまた水堀となっています。 五稜郭のような珍しい形は,約500年前の16世紀頃のヨーロッパで考えられ,その後,ヨーロッパの各地に造られた「城塞都市(じょうさいとし)」をヒントにしたものです。そこから,この形を「西洋式土塁」と言っています。また,このような形の五稜郭は,日本では, 函館市の五稜郭と長野県佐久(さく)市の龍岡城(たつおかじょう)の2か所だけとなっています。五稜郭内の出入口にあたる所には, 外から五稜郭の中の様子を見えなくするための土塁の「見隠塁(みかくしるい)」があります。これらは,出入口の3か所にあり,正面と左右の両面には,石垣が積まれています。


※函館市HPより引用

 
 概要  稜堡式
 別名  亀田(御)役所土塁、柳野城
 築年/廃年  1866年/1869年
 築城主  江戸幕府
 歴代城主  ―
 所在地  北海道函館市五稜郭町44
 最寄り駅  JR函館本線 函館駅 車で約15分
 (函館空港から車で約20分)
 最寄りIC  函館新道 函館IC 国道5号線→県道347号線経由
 駐車場  有(有料) 函館市五稜郭観光駐車場(函館市中央図書館向かい側)
 休館日  年末 12月29日~31日
 スタンプ設置場所  箱館奉行所付属建物「板庫(休憩所)」
 五稜郭タワーチケット売り場(年中無休)
 ウェブサイト  函館市HP
 函館市のホームページへリンクしています


  周辺の地図



  五稜郭の見どころその他情報

 ホテルで早めの朝食をとり徒歩にて五稜郭へ。(五稜郭に近いホテルを予約してました)朝が早いと人もまばらで写真撮影にはもってこいです。(ただ堀の外の道を通勤、通学の人が通ってました)五稜郭タワー横から一の橋を渡り、半月堡を通り二の橋へ。この半月堡でカモメが羽を休めており間近で見ることができました。門番書跡を通ると目の前に石垣が現れましたが、これが見隠塁で虎口のようにまっすぐ内部に入ることができないようになっています。見隠塁を横にして内部に入ると、函館奉行所の建物が目に入ってきます。この函館奉行所は2010年に復原されたようです。その他秣置場(まぐさおきば)跡,御備厩(おそなえうまや)跡,仮牢(かりろう)跡,公事人腰掛(くじにんこしかけ)跡,近中長屋(きんちゅうながや)跡,徒中番大部屋(かちちゅうばんおおべや)跡,給人長屋(きゅうじんながや)跡,湯遣所(ゆつかいどころ)跡,用人長屋(ようにんながや)跡,手附長屋(てつけながや)跡などがありそれぞれ写真に収めてきました。もちろん堀の外からも1周し稜堡なども撮影してます。


 見どころ

 ◆半月堡
 ◆土塁
 ◆見隠塁
 ◆函館奉行所
 ◆建物跡
 ◆稜堡
 ◆水堀
等が見所となります。

 観光スポット

 函館山展望台 函館市と近郊を一望できる展望台。両側を海に囲まれた独特の地形が演出する眺望、特に凛とした空気にきらめく夜景が満喫できる。
※函館市公式観光情報サイト「はこぶら」HPより引用
志苔舘 14世紀ごろ、蝦夷地に渡来した和人が築いた12の館(たて)の中で最も東にあった「志苔館」。1968年には付近から多量の古銭の入った甕が出土。函館空港に近い。国指定の史跡。
※函館市公式観光情報サイト「はこぶら」HPより引用
五稜郭タワー 五稜郭公園に隣接して建ち、展望フロアから五稜郭跡の星形を俯瞰できるタワー。展望2階の高さは地上90メートル。五稜郭や箱館戦争の歴史を語る展示物も興味深い。
※函館市公式観光情報サイト「はこぶら」HPより引用 
八幡坂  函館山からの夜景と並んで、函館のビュースポットとして紹介されることが多い坂。かつてこの坂を上りきったところに函館八幡宮があったとされ、名前の由来となっている。かつて、CMで年配の夫婦が手をつなぎながらスキップするシーンのロケ地として評判となり、「チャーミーグリーンの坂」と呼ばれることもあります。
※函館市公式観光情報サイト「はこぶら」HPより引用 
 函館市北洋資料館 江戸時代以降の箱館~樺太間の漁業についての歴史・資料が展示され、北洋航海体験室では荒れ狂う波間を行く漁船を体験することが出来る。
※函館市公式観光情報サイト「はこぶら」HPより引用 
 金森洋物館 1880(明治13)年に建てられた「旧金森洋物店」を改修し、資料館として公開。和洋折衷の防火煉瓦造りで、明治時代の函館を今に伝えている。北海道指定有形文化財。
※函館市公式観光情報サイト「はこぶら」HPより引用 
 トラピスチヌ修道院 トラピスチヌ修道院は,明治31年(1898年)フランスから派遣された8人の修道女によって創設され,現在,60人ほどの修道女たちが,製菓・農耕・工芸品の制作に従事しながら,聖ベネディクトの戒律のもと,”祈れ” ”働け”の日々を捧げている場所です。
※函館市HPより引用

 イベント

 5月の箱館五稜郭祭は、戊辰戦争最後の戦いの舞台、五稜郭の歴史を伝えるイベント。
特設舞台では、大砲や鉄砲のパフォーマンスを交えた開城セレモニーが行われます。
詳しくは 箱館 五稜郭祭HPをご覧ください

 耳より情報

縁ジョイ倶楽部 五稜郭無料ミニガイド
「函館に来た人にenjoyを!」をモットーに活動する市民ボランティアグループが、
五稜郭公園内の一の橋付近から箱館奉行所まで、約20分の無料ガイドを行っています。
4~10月の毎週土曜日(雨天の場合は翌日曜)10~16時。
詳しくは 全国観るなびHPをご覧ください

 書籍

 五稜郭タワーにて書籍を販売しています
<書籍の内容について>
  亜墨利加船、箱館来航
  開港場での交流
  北の大地を拓く-箱館奉行
  幕末の高等専門教育-箱館諸術調所
  蝦夷地経営の拠点-五稜郭築造
  幕府の崩壊と箱館奉行所
 <書籍の内容について>
  旧幕府軍脱走軍、蝦夷地上陸
  五稜郭入城と箱館占領
  松前攻略-箱館の戦い
  旗艦開陽、江差港に沈む
  蝦夷全島平定-仮政権の樹立
  明治新政府軍、反撃開始
  一進一退の攻防
  
  
  箱館総攻撃
  戦時下の赤十字精神
  五稜郭開城-終戦
  静穏の五稜郭

     






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