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  続日本100名城・・・・・No.147 高天神城
 高天神城は、小笠山から南東にのびる尾根の先端、標高132mの鶴翁山を中心に造られた山城です。東の田園地帯から南側の遠州灘まで見渡すことができ、小笠山の北を通る東海道を牽制できる立地条件にある重要な城であったため、徳川と武田が争奪戦を繰り広げました。眼下には、下小笠川など中小の河川が流れ、天然の堀を成し、尾根は三方が断崖絶壁、一方が尾根続きという天然の要害であり、「難攻不落の名城」と呼ばれ、「高天神を制するものは遠州を制する」といわれた要衝です。高天神城の築城は、室町時代、今川氏が守護大名から戦国大名に成長する過程で築かれたとする説が有力であると言われています。今川氏の滅亡後徳川家康の持ち城となり、小笠原長忠が引き継ぎ城主となりました。1571年(元亀2年)、武田信玄では攻め落とせず、1574年(天正2年)、信玄の息子・勝頼が二万の大軍で攻め、ついに開城させました。しかし、織田・徳川連合軍に大敗した武田勝頼は、その後衰退。横須賀城を拠点とした家康が高天神城の奪還に成功しました。兵(つわもの)どもが夢の跡…。深い緑の影を落とす木々に覆われた城跡は、戦国のロマンを秘めながら静かに時を重ねています。

※掛川観光協会HPより引用

 
 概要  山城
 別名  鶴舞城
 築年/廃年  室町中期/天正9年(1581)以降
 築城主  今川氏?
 歴代城主  小笠原氏~横田尹松~岡部真幸
 所在地  静岡県掛川市土方
 最寄り駅  JJR掛川駅 北口3番大東浜岡線「土方」下車(バス約24分)追手門駐車場まで徒歩15分。搦手門駐車場まで徒歩25分
 最寄りIC  東名高速 掛川IC 県道403号線→県道251号線→県道249号線経由
 駐車場  有(無料) 北側に搦手門駐車場(大型バス可) 南側に追手門駐車場
 休館日  毎週月曜日と年末年始(12月28日から1月4日)(大東北公民館の休館日 お城は随時見学可能)
 スタンプ設置場所  大東北公民館
大東北公民館が休館の場合は
掛川観光協会ビジターセンター「旅のスイッチ」 休館日 12月29日~1月3日
掛川南部観光案内処 休館日 水・木曜、12月29日~1月3日
 ウェブサイト  掛川市HP


  周辺の地図



  高天神城の見どころその他情報
 大東北公民館でスタンプをゲットし書籍(史料にみる高天神の攻防と高天神城の総合的研究)も購入してから登城です。大東北公民館の方から教えていただいたように搦手門から登城しました。(搦手門の駐車場の方が駐車台数が多いです)石段を登っていくと三日月井戸が左手にありさらに登ると少し平らな所に出て、右方向は西の丸や馬場平方面で右方向は本丸方面となっているのでまずは西の丸方面に。鐘曲輪があり向こうにはかな井戸が見えます。この井戸は柵の中に入って中を見ることはできそうですが2重の柵になっているのでやめておきました。西の丸へ行く前に右手の二の丸、切割方面に向います。袖曲輪に土塁があり、二の丸に出ます。さらに進むと堀切がありました。ここの堀切も見事なものです。そしてすぐそこには横堀が走っていて横堀に沿って右方向に行きましたが特になにもなく引き返してきました。それから階段を登って西の丸にそして高天神社を見学してから馬場平へ。ここからの眺めはよかったです。駿河湾が遠くに見えますし。ただ残念なことに犬戻り猿戻りの険に行くのを忘れてしまって。(時々行き忘れることがあります)それから本丸方面に向かいますが、まず的場曲輪、土塁を見ながら本丸に到着です。ここにも土塁があります。さらに進んで、御前曲輪に、ここには観光地によくある顔をくりぬいた武者と姫の板で作った人形がありました。(写真撮影する人もいるのでしょうか?)さらに進んで三の丸に、ここにも土塁があります。そして堀切もあります。高天神城の遺構を堪能して駐車場に戻ってきました。帰りに高天神城址の看板と高天神城遠景を撮影し横須賀城に移動です。家に帰ってから確認したところ二の丸から来た方向にある堂の尾曲輪、堀切、井楼曲輪に行ってないことに気づき再訪問しなければ~って思った次第です。

 見どころ

 ◆堀切
 ◆土塁
 ◆空堀
 ◆虎口
 ◆馬場平(ここからの眺めがよいです)
等が見所となります。

 観光スポット

掛川城 室町時代、駿河の守護大名今川氏が遠江進出を狙い、家臣の朝比奈氏に命じて築城させたのが掛川城のはじまりです。 戦国時代には、山内一豊が城主として10年間在城しました。働き盛りの一豊は大規模な城郭修築を行い、天守閣、大手門を建設するとともに、城下町の整備や大井川の治水工事などに力を注ぎました。掛川は、一豊の人生にとって大きな意味をもつ土地であり、高知城は掛川城を模して作られたとも伝えられています。現在の掛川城は、平成6年(1994年)4月に「東海の名城」と呼ばれた美しさそのままに、日本初の「本格木造天守閣」として復元されたものです。
※掛川市HPより引用
横須賀城跡 かつては高天神城攻略の起点として築城され、その後280余年に渡り横須賀藩の中心であった横須賀城は、明治維新とともに廃城となり、残された城跡は現在国の指定文化財として整備が進められています。横須賀城には「玉石積み」とよばれる丸い河原石を用いた珍しい石垣があります。
※掛川市HPより引用
掛川市ステンドグラス美術館 平成27年6月、掛川城公園二の丸美術館の隣に、掛川市ステンドグラス美術館がオープンしました。美しいステンドグラスを鑑賞できる事に加え、ステンドグラスを製作する体験講座やコンサートなどを開催し、平成29年度には来館者数は10万人を突破しました。また、西側に公園が整備され、建物の外からもステンドグラスの美しさを楽しむことができます。
※掛川市HPより引用
掛川花鳥園 「花と鳥とのふれあい」をテーマにした総敷地面積10ヘクタールの敷地に、国内最大規模の大温室を備えたテーマパーク「掛川花鳥園」!冷暖房のガラスハウスは、夏は涼しく冬は暖かく、雨の日でも快適な空間で花や鳥と触れ合うことができます。
※掛川観光協会HPより引用
資生堂アートハウス・企業資料館 資生堂アートハウスは昭和53年(1978年)に美術館として開館しました。所有する美術品を主として近現代の優れた美術品の数々を一般公開しているほか、定期的に企画展も行われています。企業資料館は創業以来の歩みを紹介するとともに、パッケージ、新聞・雑誌広告、テレビコマーシャルなど広告作品を公開しています。
※掛川市HPより引用

 書籍

 大東北公民館で書籍を販売しています
   <書籍の内容について>
  高天神城の総合的研究
    第一章 今川氏時代の高天神城と福島氏
    第二章 小笠原長忠とその時代
    第三章 第一次高天神城の戦い
    第四章 第二次高天神城の戦い
    第五章 武田方城番横田甚五郎と岡部丹波守
    第六章 第三次高天神城の戦い
    第七章 遺構からみた高天神城
    【繩張図集】
    【高天神城関係年表】
 <書籍の内容について>
  高天神城の攻防
    二、甲州侵攻
    三、武田、徳川の抗争
    四、落城即廃城
    高天神城遺構解説
    あとがき
 
この書籍は格安の100円で販売していました(2021年10月29日購入)



     






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